突如バンドシーンに現れた大本命Ykiki Beat、ファーストALリリース決定。

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バンドシーンの新星「Ykiki Beat」(ワイキキ・ビート)が、ファーストアルバム『When the World is Wide』を7月22日にリリースすることが発表された。

Ykiki Beatは、2015年に向けたBARKS新人特集でも取り上げた注目の5ピース・バンドだ。2014年にリリースされるやいなや口コミで瞬く間に広がり、今や入手困難となった7インチ・シングル「Forever」をまずは聴いてみて欲しい。その瑞々しくストレートな楽曲の力強さに、きっと誰しもが胸を踊らせるはずだ。新世代の到来を予感させるようなイノセントなこのサウンドは、リスナーに彼らYkiki Beatの名前を知らしめる可能性を感じさせるものである。


ハードコアもヒップホップもR&Bもポストパンクも、全て同列に影響源とする彼らの鳴らすサウンドはとても色鮮やかで、「今」の時代にフィットするリアルな体温をまとっている。日本文化にリスペクトを払いながらも、YouTubeの恩恵を受けた世代の例に漏れず、あらゆる時代・ジャンルの洋楽に触れ親しんできた彼らの皮膚感覚は限りなくフラットなのだ。

彼らが思い描くヴィジョンは至極明快で、「東京で海外の同世代バンドと比肩する音を鳴らすこと」であるという。そのため、ごく自然に英詩での表現を選び取りながら、さまざまな影響源を混濁させた上で“日本で音楽をやること”の意味を問い直している。単なる洋楽の焼き直しとなることも避けているのが、彼らの音楽だ。その気概がこれから実際にどのような音象を作り出していくのか? このファーストアルバム『When the World is Wide』に、大きな期待を寄せたい。

photo: Mitch Nakano

<プロフィール>

現行の欧米インディ・シーンに同期する音楽を世界へ発信する要注目新人バンドYkiki Beat。Foster The PeopleやTwo Door Cinema Clubを彷彿とさせるアッパーな楽曲から、ビーチポップ~チルウェイブまで、彼らの豊潤な音楽性が詰まったEP『Tired of Dreams』が2014年 12月にBandcampにてリリースされ、SNSなど口コミで高評価を得る。2015年2月にはSummer Campの初来日ライヴの前座としてミツメと共に出演、過去にはLast Dinosaurs、MetronomyのOlugbenga等と共演している。2014年4月にはフランス・パリの超有名セレクトショップColletteとBonjour Recordsによるコンピレーションアルバムにも参加し、ファッション方面からも支持を受けている。2014年9月、7inchでリリースされた「Forever」のリリック・ビデオが数々のメディアに取り上げられ、同年12月にはThe Drumsのオープニング・アクトに抜擢。今最もアルバムが期待されているバンドと言っていい。

アルバム『When the World is Wide』
2015年7月22日(水)発売
PCD-93934 ¥2,300+税

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