TMN、再始動後のライブを8時間半一挙放送。小室哲哉解説も

5月24日（日）、TM NETWORKが再始動後の2012年から現在までに行なったライブ6本を、WOWOW『8時間半一挙放送！TM NETWORK DAY』にて放送する。

◆『8時間半一挙放送！TM NETWORK DAY』関連画像

特筆すべきは、今回の一挙放送で小室哲哉自身が、TM NETWORKで活動してきた30周年についてと、放送される6本のライブを振り返り解説を行なっていることだ。2012年の武道館公演を決めた時には、2015年3月に横浜アリーナで行なわれた＜TM NETWORK 30th FINAL＞までのストーリーや展開が、頭の中にあったという。

また、再始動から現在までのライブに関して小室哲哉が以下のコメントを寄せている。

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■小室哲哉コメント
細かい設定とかまでは決めてなかったと思いますが、確実にひとつ頭の中にあったのは『Fool on the planet』で終わるということでした。また、サポートメンバーはいましたが、基本的に“この3人でやってるんですよ”というのを見せたかったというのもありました。

アメリカのテレビドラマ『24-TWENTY FOUR-』って、必ず“次が観たい”と思わせる演出があって。それはすごく画期的だと思ったんです。そういう部分はとても参考になりましたね。

2015年の『HUGE DATA』ではLEDを使ったビジョンをメインに使ったんですけど、LEDが進化して精度が加速度的に上がったんです。だったら映像をたくさん使いたいなって。大変だったのは、映像を実際に撮ってくる作業。海外だとロンドン、ジャカルタ、ニューヨーク、香港。国内だと福島、都内と横須賀。スタッフと二人だけで撮りに行って、場所によっては僕ひとりという時もありました。6割ぐらいは僕が撮った映像なんじゃないかな。

1980年代の頃からTM NETWORKのライブに一貫して登場してきたのは“バトン”なので、聖火リレーみたいなものですかね。このバトンの意味は、みなさんで考えてみてください。

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2012年から3年をかけて展開してきたライブの数々は、1980年代から続く壮大なストーリーのクライマックスでもある。5月24日はまさに“TM NETWORK DAY”だ。午後1時30分からの8時間半、6本のライブ映像と小室哲哉自身のインタビューを合わせ、TM NETWORKの世界をたっぷりと楽しんでもらいたい。