【インタビュー】BREAKERZ、再始動第一弾「新しい光を求めて“WE GO”していこう」

■DAIGOさんはもはや監督に近い（笑）
■AKIHIDEさんはギタリストとして音の艶が違う──SHINPEI

──では、目前に迫った5月20日に代々木公園野外ステージで行なわれる＜BREAKERZ FREE LIVE＞について楽しみにしていることを教えてください。

DAIGO：まずはBREAKERZの再始動の日をファンのみなさんと一緒に過ごしたいという想いがいちばん強いですね。復活祭じゃないけど、思いきりはじけたいと思っています。それとBREAKERZがちょっと気になってるけど、ライブをまだ見たことがない人や、たまたま近くに居合わせた人にも見てもらいたいですね。「BREAKERZってこういうライブをやるバンドなんだ」ってわかってもらえると思うので、とにかく遊びに来てほしいですね。

──初夏に野外ライブって開放感もありますしね。

DAIGO：そうですね。シングルのリリース日にフリーライブをやって、めっちゃ盛り上がってくれるといいですね。

──じゃあ、発売日に今回のシングル収録曲、全部聴けちゃうわけですね。

DAIGO：それはわかんないですけど（笑）。「WE GO」は120%やります！

──楽しみにしています。8月からは約2年半ぶりのワンマンツアーがスタートしますね。

SHINPEI：今回はライブハウスツアーで客席とステージの距離も近いので、今の俺たちを肌で感じてほしいですね。僕たち自身、ライブハウスから始まったバンドなので初心に戻りつつ、今のリアルなBREAKERZを感じてほしいです。

DAIGO：みんなとの再会を楽しみつつ、見終わったあとに「やっぱりBREAKERZ、待っててよかった」って思えるツアーにしたいですね。

AKIHIDE：久しぶりのツアーですしね。BREAKERZってあまり夏にツアーをやらないんですけど、夏だし、ライブハウスだし、待っていたみなさんの想いも僕らの想いも高まって相当、熱量の高いライブになるんじゃないかと思います。

──ライブハウスということで、ぎゅうぎゅう状態になるでしょうね。

AKIHIDE：そうなんです。もう大変なことになると思うので、ツアー前にちゃんと体力つけないとって。

──再始動してスタジオに入る機会も多いと思いますが、お互いに感じている変化はあります？

SHINPEI：DAIGOさんに関しては、これまで以上に曲に持っているイメージが明確ですね。“BREAKERZでこういうことをやってみたいんだ”っていうヴィジョンがあって、作曲者の枠を超えてもはや監督に近いというか（笑）。

DAIGO：（笑）監督……。

SHINPEI：それぐらいの視点で1曲1曲に向き合っていて、リーダーとして頼もしいなと思います。AKIHIDEさんに関してはギタリストとしてのカラーが濃くなっていて、音の艶が違うなって。今、現在進行形でレコーディング中なんですけど、一緒にやっていて刺激的ですね。

DAIGO：全員、音楽に対しての意識が高まっていて、熱い想いを感じていますね。作業もみんなスムーズだし、AKIHIDEさんもシンピーもたくさん曲を作っているし、探究心が増していますね。

──制作中のアルバムもだいぶ見えてきていますか？

DAIGO：そうですね。2年ブランクがあったから、曲のストックも溜まっていると思うかもしれないけど、前の曲を出しても鮮度が落ちてしまうので、そこは産地直送の（笑）。

──フレッシュなBREAKERZが詰まったアルバムになる？

DAIGO：さっきまでミックスダウンしていた曲が2日後に届くとか（笑）。ま、それはムリとしても、気持ち的にはそれぐらいの感覚で、今のBREAKERZの勢いを感じてもらえるアルバムになるんじゃないかと思います。

AKIHIDE：変化としては2人とも健康に関してよりストイックになってるんですよ。リハーサル中もみんなストレッチしたりヨガマット敷いてたりとか食べ物にも気をつけてるし。

──食べ物、飲み物にもこだわりがあるんですか？

AKIHIDE：DAIGOくんは水素水飲んでますね。

DAIGO：そうですね。

AKIHIDE：シンピーはダイエットの資格も持っているぐらいなので買い出しに行くと「これはいいですよ」とか、教えてくれるから、助かるんです。2人にいろいろと教わりながらレコーディングを乗りきって、忘れられないような楽しいツアーにしたいですね。

取材・文◎山本弘子




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