【インタビュー】BREAKERZ、再始動第一弾「新しい光を求めて“WE GO”していこう」
BREAKERZが5月20日、2年4ヶ月ぶりとなる再始動第一弾シングル「WE GO」をリリースする。タイトル曲は横浜パシフィコで行なわれたカウントダウンライヴのアンコールで「俺たちロックバンドだし、これしかないと思って新曲、持ってきました! マジで自信あります」という言葉の後に初披露されたストレート勝負の熱いロックチューンだ。作詞作曲を手がけたのはDAIGO。仲間との“絆”や“力”をテーマにしたナンバーは、ソリッドに絡み合うAKIHIDEとSHINPEIのツインギターも聴きどころとなっている。
◆「WE GO」ミュージックビデオ
初回限定盤Aと初回限定盤Bには、それぞれAKIHIDEとSHINPEIの作曲ナンバーを収録。これらを含め、ソロ活動で各自が得たものをフィードバックさせた充実のシングルに仕上がった。また、再始動の勢いを加速させるべく、BREAKERZはリリース日の5月20日に代々木公演野外ステージでフリーライヴを行なう。3人のバンドに賭ける想いが注入された新作について、各々が自身の音楽を追求する旅をしたからこそ感じられるお互いの変化について話を訊いたロングインタビューをお届けしたい。
◆ ◆ ◆
■みんなで進んでいこうという想いがありますから
■光輝く再始動の作品になっていることは間違いない──DAIGO
──約2年4ヶ月ぶりのニューシングル「WE GO」は、再始動したBREAKERZのエッジと熱量がダイレクトに伝わってくるロックチューンになりましたね。3人が再び集結というところで、どんな姿勢で臨みましたか?
DAIGO:まず、BREAKERZとして再始動の大事な第1歩のシングルになるので胸を張って「これがBREAKERZです!」って言える1曲にしたいという強い想いがありましたね。「WE GO」は僕の大好きな8ビートで、ロックで、かつメロディはキャッチー。今までのBREAKERZらしさもちゃんと踏襲した上でメッセージには僕たちの新たな決意を込めています。鼓動がどんどん早くなっていってBREAKERZが再び動き出すイメージのイントロに始まって、2人のギタリストがリフを交互に弾くっていうオープニング。ツインギターを意識して作った曲でもあります。あとは何よりライブで盛り上がる曲という意味で再始動を楽しみにしてくれていたみんなに「待ってました! これがBREAKERZだよね!」って言ってほしかったですし、第1弾はこれしかないという曲になったと思います。
──新しい夢の始まりというメッセージが込めた曲でもある?
DAIGO:そうですね。この3人だからこそ発揮されるパワーを改めて僕たちも感じているし、ライブでファンのみんなと合わさったときにさらにパワーアップする曲でもあり。だからこそ、「また俺たちと進んでいこうぜ」という意味を込めて「WE GO」というタイトルにしました。
──“行くぜ!”というニュアンスも?
DAIGO:ええ。またここから一緒に突き進んで行こうと。その勢いで、いろいろな人にBREAKERZを知ってもらって、どんどんたくさんの人たちを巻きこんで、これからも「WE GO」していこうと。
──パシフィコ横浜のカウントダウンライブ<BREAKERZ COUNTDOWN LIVE 2014-2015>で初披露して大盛り上がりだった曲でもありますよね。AKIHIDEさん、SHINPEIさんもエッジの効いたプレイをしていますね。
AKIHIDE:DAIGOくんから曲のコンセプトを聞いたときに、すぐに想いを投影できましたし、ロックはBREAKERZの武器であり、テーマでもありますからね。自分にできることを考えて、今までBREAKERZではやってこなかった音作りに挑戦した曲でもあります。とにかくソリッドでパワフルに。過去だけではなく未来も感じられるものを音に注入しようと思って、ムダなものは削いでハードにストレートに伝わるギタープレイを心がけました。
SHINPEI:「WE GO」を作るに当たってDAIGOさんと何度もコミュニケーションをとって話し合いを重ねてきたんですが、「クールで自分たちがカッコいいと思えるロックにしよう」という言葉がすごく印象に残ったんですね。その姿勢がBREAKERZを結成したときの自分たちとリンクして、最新の自分たちの曲ではあるんだけど、ある意味、初期衝動に向き合って作った曲だなと。その想いを念頭に置いてアレンジ、レコーディングした曲です。今までのBREAKERZの良さも活かしつつ、今の俺たちのフレッシュなサウンドで新しい夢を追いかけている曲になったんじゃないかなと。
──初期衝動+各自がソロ期間で得たものが爆発?
SHINPEI:そうですね。
──演奏シーンがフィーチャーされたミュージックビデオも男っぽいテイストで“光”が効果的に使われていますが、このシングル全体としても“光”はモチーフになっているんですか?
DAIGO:新しい光を求めて、みんなで進んでいこうという想いがありますからね。僕たちもみなさんの光に照らされて輝けると思っているので、光輝く僕たちの再始動の作品になっていることは間違いないです。
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