MOP of HEAD、ニュー・アルバム『Vitalize』完成

以下は、MOP of HEADメンバーによるセルフライナーノーツだ。


01 Fresh
従来のMopサウンドを纏いつつ、以前よりもより凶暴だが、どこかスタイリッシュに、タイトにまとめ上げられている曲。サンプリングの声ネタもフレッシュ！しかない潔さと歯切れの良さ、堪らないぜ！（Satoshi）

02 Action
鋭いギターリフから始まる印象強い楽曲。中盤のドラムソロも必聴！かっこいいです！
1st Album 『S.A』が好きな人は気に入るのでは！（Hitomi）
ギターリフ一発。ジョージとデモ作成中に飛び出したリフを元に、攻撃的な2000年代エレクトロを彷彿させる一曲。ファーストアルバムRETRONIXのS.Aの進化系と言える。（Kikuchi）

03 Crystal
同じバンドを10年もやっていれば正直、インストバンドって肩書きで活動していくのも飽きたし、歌わない！というコンセプトも無かったので、ずっと聴ける曲を作りたいと思い制作。（George）

04 Sky
雨のサンプリングから晴れていくような、爽やかかつ、切なさを醸し出す楽曲。
Crystalに引き続き、こちらもリヴァーブを深くかけたVo.を導入。歌録りに初挑戦しました。どこか日本的なメロディーと煌びやかなサウンドで締めるMOPの新機軸。（Hitomi）

05 Fall
やりたいことを素直にそのままやった曲。実際この曲は誰も歌っていないし、声ネタをチョップして貼付けてメロディーを作るのに時間がかかりました。だから歌詞も無いし、意味も無い。語感。（George）

06 Dave
ストイックにループし続ける一曲。生音を基本としながらもアシッドなシンセベース、トランシーなシンセリフでじわじわと踊りたくなってくる曲である。あえてヨレを残してあるのも特徴である。（Kikuchi）
シカゴかデトロイトかで言えば、こっちはシカゴ。（George）
渋い！冒頭のギターとベースのユニゾンが更に渋い。（Hitomi）

07 Shining
今回のレコーディングで最初に録った楽曲。hyper balladもしくはBorn Slippyを彷彿させる。切なさとエモさを併せ持つ。個人的に今作で一番好きな曲です。（Hitomi）

08 Feeling
僕とGeorgeが作曲した曲で、歌声も僕です。デモの段階ではSilvetti のSpring Rainをイメージしました。ストリングスと印象的なピアノリフだけであれだけの名曲ができちゃうんだー、と思って（しかも2コードで）シンプルなリフの、クラシックなループ曲が欲しいと思いトライした曲です。ポイントは、ストリングスの音がたまに途切れている点です。（逆にサンプリング感が出た？）（Satoshi）

09 Stars
シカゴかデトロイトかで言えば、こっちはデトロイト。（George）
思いつきのギターリフを元に、セッションで出来た一曲。ジョージの編曲によってアッパーな成分が増え、今まであまりなかったダンストラックらしい一曲となった。（Kikuchi）

10 Catch
全編ギター押しの一曲。菊池のギターが炸裂してます！菊池好きどーぞ！（Hitomi）
一番ロックな楽曲である。イントロから想像できない、UKバンドのような音像とリフ、オールドスクールな声ネタでズルズルと引き込んでいく。（Kikuchi）

11 B.O.B
前作のBreaking Out Basisのリードトラックを、ライブアレンジのまま一発録りで再録。あまりにもテンションが上がる仕上がりになったので収録する運びとなった。熱気や振動まで届くのではないだろうか。（Kikuchi）
再録、“よりJukeに”をテーマにBPMを少し上げました。（George）

12 Resurrection
個人的にVitalizeの中で一番好きな曲。とにかくメロが好き。エモが過ぎる。幻想的であり、ノスタルジック。何かをやり遂げた後の一日の終わりに聴いて貰いたい曲です。個人的にはラストサビの16分のFillが思い切りが良くて好き。（自画自賛）（Satoshi）

13 Crystal（traxman's chi bang mixx）
おそらく日本人初。Juke/Footworkの重鎮のリミックスである。サンプリング文化であるjuke、その重鎮は、すごいスピードで原曲をサンプリングして完成させてくれた。ミックスも荒く、音量も小さいような気もするが、大きいスピーカーで鳴らすとすごい。（Kikuchi）


◆MOP of HEADオフィシャルサイト