原田知世、1時間半たっぷりと「恋愛小説」を語る。「お話しするのは苦手なのですが、リラックスして話せました。」
4月23日(木)20時より、文化放送で特別番組『原田知世の「恋愛小説」~あの物語の中で逢いましょう~』が放送される。さきほどその番組収録が行われた。
◆原田知世 画像
『恋愛小説』は3月18日に発売、原田知世がまるで10編の恋愛小説の主人公を演じるように歌う14年ぶりのカヴァーアルバムで、洋楽のラブソングのみで構成されている。作品テーマは、「大人のラヴ・ソング」だ。今回のラジオ特番は、本人がこのアルバムについてたっぷりと紹介するという内容で、収録を終え、「ラジオでの聴き比べはすごく面白かったし嬉しい企画でした」と原田知世は語ったという。
番組の聴きどころは、オリジナル楽曲と収録曲との聴き比べだ。ジャズやボサノヴァ、ロックの名曲がどうアレンジされ、原田知世の歌で生まれ変わっているのだろうか。このアルバムについて彼女は、「これまでは音楽を等身大の自分を出せる場所として、女優とは切り離して考えてきましたが、今だったら女優としての自分と融合して何か作品ができるのではないかと思って。」「脚本をいただいて役を演じたという感じです。」と語っており、自身の心境の変化も経た作品となっている。柔らかくも凛とした彼女の歌声によって、エルビスやビートルズの名曲を味わうことができるのがこのアルバムの醍醐味でもあり、その原曲との聴き比べというのは、とても興味深い企画だ。
なお番組にはゲストとして、『恋愛小説』のプロデュース及び楽曲アレンジを担当した伊藤ゴローも登場する。アルバムに収録されているノラ・ジョーンズの「Don't Know Why」のカヴァーでは、この曲を作曲したジェシー・ハリスとデュエットしており、その経緯や苦労した点など、制作秘話も2人がたっぷりと披露した。さらに番組では、原田知世が思春期に影響を受けた楽曲やミュージシャンなども紹介。「原田知世の今」に通じるたくさんの音楽と、彼女の個性や魅力が詰まった1時間半となるので、ファンは必聴の番組になるだろう。
実際に彼女もラジオ収録を終え、「1時間半、ラジオでたっぷりお話できて良かったです。お話しするのは苦手なのですが、上手に引き出していただいてリラックスして話せました。」と笑顔で答えたという。
『原田知世の『恋愛小説』~あの物語の中で逢いましょう~』
放送日時:2015年4月23日(木) 20時~21時30分
パーソナリティ:原田知世、太田英明(文化放送アナウンサー)
ゲスト:伊藤ゴロー
※関東一都六県で聴取可能、radiko.jpでも聴取可能です。
2015年3月18日発売
UCCJ-2120 ¥3,240(+tax)
Verve/ユニバーサルミュージック
[収録曲]
1.夢の人(ザ・ビートルズ)
2.ドント・ノー・ホワイ feat. ジェシー・ハリス (ノラ・ジョーンズ)
3.イン・マイ・シークレット・ライフ(レナード・コーエン)
4.ベイビー・アイム・ア・フール(メロディ・ガルドー)
5.ナイト・アンド・デイ
6.ブルー・ムーン
7.イフ・ユー・ウェント・アウェイ(マルコス・ヴァーリ)
8.フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(ジュリー・ロンドン)
9.恋の面影(ダスティ・スプリングフィールド)
10.ラヴ・ミー・テンダー(エルヴィス・プレスリー)
[参加ミュージシャン]
原田知世 - vocals
伊藤ゴロー - classical & electric guitar
澤渡英一 - acoustic piano
坪口昌恭 - acoustic piano, Fender Rhodes
鳥越啓介 - acoustic & electric bass
小川慶太 - drums & percussion
堀江博久 - Hammond B3 organ, clavinet
織田祐亮 - trumpet, flugelhorn, valve trombone
藤田淳之介 - soprano & tenor saxophones, flute
吉野友加 - harp
好田尚史 - bass clarinet
伊藤 彩 - ストリングカルテット
ゲスト:ジェシー・ハリス - vocals