自宅で気軽に電子ドラムが楽しめる防振対策商品“ノイズ・イーター・ベース”「NE-100B」でローランドと大建工業がコラボ

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自宅での楽器演奏で悩ましいのが振動対策。そんな悩みを解決してくれる商品が、ローランドと大建工業のコラボにより誕生した。

ローランドと大建工業は、“「楽器」と「住まい」のいい関係”をキーワードに、コラボレーションをスタート。その第一弾として、リリースされるのが、自宅で気軽に電子楽器を演奏するための防振対策商品“ノイズ・イーター・ベース”「NE-100B」。大建工業が供給し、ローランドが4月24日より発売する。

音量調整ができる電子楽器の特徴を生かし、電子ドラムや電子ピアノなどによる自宅での「音楽の楽しみ方」を提案してきたローランド。“サウンド・デザイン”という観点で、「シアタールーム」や「楽器演奏室」など、自宅での「音の楽しみ方」を提案してきた大建工業。この両社がコラボレートし、普段の生活の中で楽器演奏を楽しむためのさまざまな提案をしていくこととなった。

その第一弾が、「ドラム」を自宅で楽しめる防振対策商品“ノイズ・イーター・ベース”「NE-100B」。「ドラム」は音量や振動の調整が非常に難しく、自宅での演奏は困難とされてきたが、「NE-100B」はそれを可能にしてくれる電子楽器専用「防振ベース」だ。


▲サイズは800×750×53mm、重さは16kg。構成は、化粧ニードルパンチカーペット(3mm厚さ)、耐圧板(20mm厚さ)、リサイクル塩ビ樹脂制振マット(2mm厚さ)、振動反射板(7mm厚さ)、緩衝剤(12mm厚さ)、合板(5.5mm厚さ)。

“ノイズ・イーター・ベース”「NE-100B」をローランドの電子ドラム「V-Drums」本体と床の間に敷き、既にローランドから発売されている他の防振製品(ノイズ・イーター「NE-1」「NE-10」など)を組み合わせることで、演奏時の振動をさらに低減することが可能。床工事に比べ、比較的導入が簡単なことに加え低コストで防振対策が行える。複数枚並べて使用することで、さまざまな楽器のサイズに合わせて使用することが可能。また、適度な質量で安定した楽器の設置ができるのもポイントだ。

利用シーンの一例では、V-Drums「TD-30KV-S」の設置にはNE-100Bが4枚必要。「NE-1」「NE-10と組み合わせて使用することで、ドラム演奏時に各種ペダル操作から発生する振動ノイズの床への伝わりをダブルで軽減。階下の騒音は10~15dB低減されるという。

V-Drumsシリーズ各キットのセッティングに必要な枚数は、ローランドの商品ページに図とともに紹介されている。小型の「TD-1KV-S」や「HD-3」では1枚、家庭でプロクオリティの表現力と演奏性が楽しめる「TD-25KV-S」では2枚といった具合だ。

さらにローランドのサイトでは、今回登場のNE-100B」が加わったNEシリーズの特集ページ「My Home Session」も公開。電子ドラムの防振対策に悩んでいる人は、ぜひチェックしておきたい。

“ノイズ・イーター・ベース”「NE-100B」は、ローランド製品の取り扱いがある全国有名楽器店で購入可能となる。また、一部の大型楽器店と一部の大建工業ショールームへの展示も行われる。

製品情報

◆ノイズ・イーター・ベース「NE-100B」
価格:オープン(税抜想定価格 25,000円)
発売日:2015年4月24日(金)

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