salyu × salyu、オーストラリア芸術の祭典で進化系ライブを披露

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Salyuとコーネリアス 小山田圭吾によるプロジェクト、salyu × salyu(サリュ バイ サリュ)が1月23日に、オーストラリアのシドニーで開催されている芸術の祭典<シドニー・フェスティバル2015>に出演し、街の中心地であるハイドパーク内に設けられた野外ステージでライブを披露した。


これまでSalyuを含めて4人でのコーラスワークで魅せてきたsalyu × salyuだが、今回はSalyuがループマシーンやシンセサイザーなど複数の機材を駆使し、自身の声を重ね合わせながら、コーラスのヤマグチヒロコ、ギターに小山田圭吾(Cornelius)、ベース&ミニムーグに大野由美子(Buffalo Daughter)、ドラムスにASA-CHANGというメンバーでさらに進化したパフォーマンスを見せた。

オーストラリア国内のみならず、国外からも多数のアーティストが参加し、音楽、芝居、ダンス、アートなど多数のイベントが3週間に渡ってシドニー中で開催される<シドニー・フェスティバル2015>。ハイドパーク中心部が屋台村のフェスティバル・ビレッジとなり多くの観客が集まるなか、salyu×salyuはハイドパークの北側、アーチバルド・ファウンテンにあるオーロラステージにてライブを行った。会場は約200人ほどのキャパが超満員になっており、自由に踊りながら音楽を楽しむオーディエンスも多く、ライブ後もアンコールの声が鳴り止まないほどの大盛況となった。


salyu × salyuは、24日にもメルボルン THE CORNER HOTELでライブを行った。THE CORNER HOTELは劇場やパブとしてリッチモンドでは人気の場所で、かつてU2やザ・ホワイト・ストライプス、ダーティー・スリーらや、伝説的な公演としてミック・ジャガーやデイブ・ギルモアがシークレットライブを行ったことでも有名な会場だ。この日も約250人の会場はほぼ満員で、ライブはもちろんのことSalyuが英語でMCを行うと、ひと言ひと言に歓声が上がるほどの盛り上がりをみせた。ライブ終了後にはメンバーに一生懸命日本語で感想を伝えようとする現地の観客達の列が絶えなかったほど。



また、30日にはブリスベン Queensland Art Galleryで行われた、Garalley of Modern Artでライブを開催。イベントでは1980年代初頭から30年に渡る日本のファッションの歴史と未来の美しさをテーマにエキシビジョンや、トーク、ライブが行われている。日本からはsalyu × salyuの他に少年ナイフらが出演、その他メルボルンやブリスベンからも複数のアーティストが出演し、来場者はファッションと音楽とアートを楽しんでいた。


Salyuは、今春には全国ツアーの開催と5枚目のオリジナルアルバムのリリースを予定しているが、6月27日には台湾 ATT SHOW BOXXにてライブを行うことが発表された。デビュー10周年を迎え、さらに進化していくSalyuに注目だ。

<Salyu LIVE 2015 in Taiwan>

2015年6月27日(土) 台湾 ATT SHOW BOX
開場 開演/18:30 19:30
席種:全席指定(椅子席)
チケット前売:2月11日(水)台湾時間14時~
チケット一般発売・ペアチケット:3月1日(日)~
チケット購入:https://www.ticket.com.tw/

◆salyu × salyu オフィシャルサイト
◆salyu × salyu iTunes Store
◆Salyu オフィシャルYouTube
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