マッドネス、受刑者とミュージカルを上演

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2002年に英国ウエスト・エンドの劇場で公演されたマッドネスのミュージカル『Our House』がロンドンの少年院で再演される。マッドネスのサッグスことグラハム・マクファーソンが出演するだけでなく、受刑者もキャストやコーラスに参加したり、舞台裏の作業を手伝うという。

◆マッドネス画像

マッドネスのヒット曲をフィーチャーした『Our House』は、2月27日から3月7日までロンドン南部にある少年院HM Prison Isisで7公演が開かれる。サッグスは主人公ジョーイの父親を演じ、プロの俳優に混じり受刑者も出演。「Our House」「It Must Be Love」「My Girl」「Embarrassment」などのマッドネスのヒット曲を歌う。彼らは上演前に5週間、リハーサルを行うそうだ。

毎晩、250人の観客を前に上演されるという。18歳以上であれば、誰でもチケットを購入できる。

犯罪をおかした16歳の少年ジョーイのその後を、いいジョーイ(罪を認める)と悪いジョーイ(逃亡)の2パターンで描いた『Our House』は2003年、UK版トニー賞ともいえるローレンス・オリヴィエ賞で最優秀ニュー・ミュージカルを受賞した。


Ako Suzuki
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