【密着レポ】BREAKERZ、「光輝く1年になるよう、俺たちが照らしていく」

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BREAKERZ初のカウントダウンライブ<BREAKERZ COUNTDOWN LIVE 2014-2015>が12月31日、神奈川パシフィコ横浜 国立大ホールにて開催された。約2年ぶりのステージで新曲「WE GO」を初披露するとともに、本格的な再始動を発表した記念すべき公演にBARKSは完全密着。すでに、ステージ直前メンバーコメントや本番終了直後の速報レポートはお伝えしているが、今回は貴重な写真盛り沢山で、リハーサルの様子やインタビューコメント、詳細ライブレポートや終演後の楽屋の様子を改めてお届けしたい。

◆BREAKERZ 画像

▲13:30@パシフィコ横浜 国立大ホール会場周辺+ロビー(※写真9点)

BARKSが会場に到着したのは13時30分。場内ロビーでは、BREAKERZグッズ販売やCD&DVD販売ほか、BREAKERZ神社でのお参り、BREAKERZおみくじ(お守り付き)、メンバーの衣装展示、メンバーに年賀状やお手紙を届けることができるBREAKERZポストなどの設営準備が着々と進んでいた。会場の外をみれば16時30分のロビー開場を前に、熱心なファンがすでに列を作っている。それぞれのソロプロジェクトを経て、約2年ぶりとなるBREAKERZの記念すべきライブは穏やかな陽射しと爽やかな海風、そして彼らの再始動を待ち望むファンの熱気が、大晦日のパシフィコ横浜を覆っていた。

▲14:20@AKIHIDE&SHINPEI会場到着(※写真9点)

▲15:45@DAIGO会場到着

予定時刻の14時30分よりも早く会場に到着したのはAKIHIDEとSHINPEI。サウンドチェックに余念のないギタリストの2人は大勢のスタッフと挨拶を交わしてステージへ向かった。その合間にステージ機材を撮影していたBARKSを見守りつつ、AKIHIDEがコメントをくれた。驚くべきは、ギターラックにこれまでのメインギターSGの姿がなかったこと。AKIHIDE曰く「ヘッドが重いからメインを変えました(笑)」と冗談とも本気とも取れる発言で場を和やかにしてくれる。「今のところES-335がメインの予定ですけど、数日前のリハではストラトがメインだったんです」。

ソロプロジェクトで使用していたES-335をはじめ、ホワイトとブラックの2本のストラトキャスターがセットされたAKIHIDEのギターラックだが、メインギターの最終決定はこのリハーサルで行なうようだ。それはSHINPEIも同様。足元のエフェクター類はリハーサル中に改めてセレクトするという。

当然ながら楽器は、鳴らす場所によって音の響き具合が変わってくる。その音質特性に合わせたセッティングをギリギリまで高めるための作業に、彼らは妥協がない。AKIHIDEもSHINPEIも、サウンドチェックではアンプのツマミをイジりながらバッキングの音色、ソロの音色、エフェクターの音色を吟味している姿が印象的だった。

DAIGOが会場に到着したのは、ギタリスト2人のサウンドチェック真っ直中の15時45分のこと。車を降りるなり、待ち構えていたファンに向かって大きく手を振るDAIGO。この紳士的な振る舞いに、いつものことながらDAIGOの優しい人柄が滲み出るようで実に感心させられた。

▲GUITARサウンドチェック(※写真4点)

サウンドチェックを含めるとリハーサルは3時間以上にもおよんだ。まずはDAIGOを除くAKIHIDEとSHINPEI、サポートメンバーのMAKOTO(Dr)、Matsu(B)がボーカルレスで楽曲を合わせていく。前述したとおりAKIHIDEは前日までのリハーサルスタジオで、購入間もないレリックのストラトを弾いていたそうだが、まだ音が若く、バンドサウンドに馴染まないとのことで、本番リハではES-335をセレクト。SHINPEIと向かい合ってツインリードを合わせたり、スロープを歩きながら弾いてみたり、ステージの感覚や音を確認していく2人の様子は真剣そのものだ。SHINPEIは、曲間の照明の明るさを確かめたいとスタッフにリクエスト。サングラスをかけているため、「もう少し明るいと助かります」と、演出を含めたチェックも欠かさない。

▲バンド&ダンサーリハーサル(※写真5点)

16時30分にはDAIGOが加わり、音のバランスをチェックした後でオープニング映像の確認へ。客席でAKIHIDEやSHINPEIと一緒にスクリーンに映し出される映像をチェックしている。ソロ活動を発表したときの2012年のライブ、2013年のNHKホールでのMCなどが映し出されたあと、場面はLIVE(生中継)に切り替わる。本番のオープニング演出では、エレベーターから降りたメンバーが会場裏からステージへと向かい、気合い入れをする様子が映るのだが、このリハ時点ではスタッフが代わりにメンバー役を演じている。映像を見て3人がタイミングや感覚を掴むためだ。

メンバーが実際に入ってのオープニング映像のリハーサルが終了したあとは、サポートメンバーを含めた5人でのリハーサルに突入。「アオノミライ」「BUNNY LOVE」「スマイル100%」と曲が演奏されていく。気になるところを次々に確認していくDAIGOは、BREAKERZのリーダーにふさわしい立ち居振る舞いだ。「この曲とこの曲をストップと言うまで繋げてリハーサルさせてください」、「ドラムをモニターにもう少し返してもらっていいですか?」、「最後にもう一回、オープニングリハーサルはできますか?」とミッションを繰り出す。パフォーマンスに関しても、「この曲では3人で集まっちゃおう」とアイデアを提案、ダンサーと絡む曲でも気になる点はすばやく指摘して、「カウントダウン部分はもっとチェックしたほうがいいですかね」と、完全にその場を仕切っている。

DAIGOがAKIHIDEのチョーカーを引っぱってセンターで絡む「REAL LOVE 2010」の一場面では2人ともちょっと照れ笑いを浮かべていたが、基本的には一貫してピリッとした緊張感あふれるムード。久々にBREAKERZとして集結するこの日のライブに賭ける気合いがビシビシ伝わってきた。最後に新曲「WE GO」を演奏、再びオープニングリハを繰り返してリハーサルが終了した。「2年ぶりのBREAKERZのライブで初のカウントダウン、2014年を最高のライブで締めくくり、2015年の最高のスタートを切りたいと思っています。では、BREAKERZ、本番よろしくお願いします」とDAIGOは丁寧な挨拶で締めくくった。

リハーサル終了は18時30分。その後もAKIHIDEはステージに残ってサウンドメイクの最終確認をしている。これほど綿密なリハーサルをみるのも珍しい。その直後、楽屋に戻ってから行なったレアなライブ直前インタビューの一部は密着速報レポにも記したが、本番を控えたそれぞれの心境や意気込みほか、今のBREAKERZに感じている率直な想いを語ってくれた部分を新たにここへ掲載したい。まずはDAIGOから。

「BREAKERZとして久々に集まって音を出したときは、バンド感が増したなって。ひとりひとりがソロ活動でいろいろなことに挑戦してきたからこそ、バンドとして大きくなっているのを感じたし、2人の存在が心強かったですね。
 改めて2015年にBREAKERZを始動させるに当たって思っていることは、僕が高校生のときに憧れていたバンド像をしっかり反映させて、さらに熱いバンドにしていきたいなって。これまで振り付けがある曲とか、ウサギの耳をつけてパフォーマンスとか、いろいろなことをやってきましたけれど、今後はエンタメ感というより、もっとロックに振り切ったBREAKERZを目指してやっていこうと思ってます」──DAIGO

「リハーサルがつぼみだとしたら本番のステージで花が開くんじゃないかと思っているので、今、このリハ終了直後の段階では未知数なところが楽しみですね。ソロ活動をしたからこそメンバー各々が気づいている部分もあると思うので、今後のBREAKERZはそこを軸にしつつ、ロックな部分をみんなに提示できればいいなと思っています。
 BREAKERZってメンバー3人のバランスが独特で、それぞれ頼れる部分が違うんですよ。DAIGOくんはエンターティナーとして、ヴォーカリストとして場の流れを作ってくれるし、シンピー(SHINPEI)はSEを作ったり、クリエイティヴなセンスがある。ソロプロジェクト期間を経て、みんな大人になって個性的にもなっているので、強くなった香りをステージで嗅いでみたいし。改めて面白いスタイルのバンドだなと思っています」──AKIHIDE

「ギタリストとしてはソロ活動を経て変わったというよりも、さらに突き詰めるようになったかもしれないですね。使っているギターの種類は変わってないんですけど、ソロで得た荒々しさをBREAKERZに持ち込みたいと思って、アンプの組み合わせやキャビネットの大きさを変えています。今のAKIHIDEさんのギターにすごく色気を感じているので、だったら、自分はこういうタッチで弾こうかとか、変化が生まれてきていますね。
 ロックが好きっていう共通項を持っている3人だけど、ソロ期間中に各々の個性がいろとりどりだということを感じたので、お互いに磨いた音楽のスキルを持って、2015年は楽曲作りやライブに取り組んでいきたいです。年齢に反比例して気持ちはフレッシュになっているので(笑)、リフレッシュしたピッカピカのBREAKERZをお届けできると思います」──SHINPEI

インタビューの中で伝わってきたのは目前に迫る2年ぶりのワンマンライブに賭ける気合いと、再始動するBREAKERZが過去を超えていけるという確信だった。「一生BREAKERZをやっていくという想いを感じてもらえたら」とDAIGOは語ったが、ソロ活動が3人にもたらしたものがプラスしかないことを感じさせてくれた。そして、本番までに至るこの心地いいテンションがライブの成功へと繋がっていったのである。

▲リラックスムードの楽屋(※写真4点)

▲本番スタート5分前(※写真4点)

時刻はライブ開演45分前。楽屋はさぞピリピリしたムードに包まれているだろうと思いきや、メンバーは実にリラックス状態だった。ストラトキャスターを抱えてテクニカルな運指トレーニングに没頭するAKIHIDE、いつでもどこでも筋肉エクササイズを欠かさないSHINPEI、DAIGOは衣装を整えながら、「ライブ前はこれ」と栄養ドリンクをカメラの前に差し出して笑わせてくれる。開演時間までのリラックスの仕方とテンションの高め方は三者三様だが、アーティストとしてのこだわりや、最高のステージを見せたいという彼らの思いが伝わってくるようでもあった。そんなプロの現場は、開演10分前には眼差しも真剣に、かすかな緊張感が漂い始める。

ついに2年ぶりのライブにして初のカウントダウン公演の開演時刻を迎えるべく、3人がエレベーターホールに集合した。談笑をしながらも身体をほぐすなど、ステージへ向けた準備を怠らない。いよいよスタッフが配置につくと場内にアナウンスが流れ、中継用のTVカメラがセッティングされた。

   ◆   ◆   ◆

▲ライブ本番(※写真15点)

ピッタリ22時30分。場内が暗転し、大歓声の中、スクリーンに時刻が映し出された。思い出のライブ映像と、“挑戦と発見を繰り返して、このステージに集結する!”という文字がこれから始まるライブへの高揚感を煽っていき、映像がLIVE(生中継)へと切り替わると悲鳴に近い声があちこちで上がった。赤のエクステンションを付けたDAIGOとAKIHIDE、SHINPEIが肩を並べて笑い合いながらステージ裏へと向かっていき、メンバー全員で気合い入れ。いよいよだ。

最初に登場したSHINPEIは客席に向かってガッツポーズ、ゆっくり上手へと向かうAKIHIDEは右手を高く掲げ、最後に姿を表したDAIGOは両手を大きく広げ、オープニングナンバーはDAIGOがマイクスタンドを操りながら歌った「激情」。AKIHIDEとSHINPEIのツインリードも見せ場のこの曲で、彼らは初っ端からタイトルにふさわしく燃え上がるようなBREAKERZ帰還を強烈にアピールした。続く「NO SEX NO LIFE」では解き放たれてジャンプするオーディエンスにパシフィコ横浜が揺れに揺れ、AKIHIDEが下手、DAIGOが上手、SHINPEIがセンターと華やかなパフォーマンスが繰り広げられた。

「カウントダウンライブにようこそ! ただいま!! 今日は2年ぶりのBREAKERZをみんなに最初から最後まで楽しんでほしいと思ってます。久しぶりのライブだけど、みんな、なまってない? ちなみに俺は2曲で心臓バクバクだけど(笑)、大丈夫? 再会できたので最高のライブにしましょう!」──DAIGO

DAIGOの煽りに続いて「Everlasting Luv」、哀愁のあるメロディが印象的な「Miss Mystery」など、みんなが聴きたかったであろうナンバーが次々に披露されていく。DAIGOとSHINPEIが顔を見合わせて絡み、AKIHIDEもコーラスをとる「CLIMBER×CLIMBER」では人生にエールを贈るメッセージがまっすぐに届く歌と演奏を響かせた。

「久しぶりのBREAKERZ、めっちゃテンション上がってるんですけど、みんなも今日、熱いね!」と中盤のMCではMAKOTOとMatsuのサポートを含めたメンバー紹介。SHINPEIが興奮気味に「ソロプロジェクトのライブを見て、俺、改めてこの2人、めっちゃカッコいいと思ったんですよ」と2014年7月のソロ報告会のセッションの手応えも含めて「みんな(ソロで)培ったスキルとオーラがムンムンなんですよ。まだまだやれることあるなって」と話した。DAIGOが「泣いてもいいんだぞ!」とツッコミを入れると、「僕、実はリハ初日で勝手にウルッときてたんです」と告白し、場内は拍手と歓声に包まれる。

2年ぶりの“AKI様コール”に照れ気味だったAKIHIDEはインディーズ時代、大晦日にライブハウスをはしごして、日本酒を飲まされたため、記憶に残っていないライブもあったと笑わせた。また、「今日はさすがに記憶にとどめたいので、まだお酒を一滴も飲んでいません。僕ら5人の音でみなさんを酔いしれさせたいと思います」と沸かせる。

「横浜ベイベー!」と煽ったDAIGOは「それでは横浜でみんなにこの曲を聴いてもらいたいと思います」と特別な夜にふさわしい「月夜の悪戯の魔法」を披露し、SHINPEIのアルペジオとAKIHIDEのループするフレーズが心地いい「世界は踊る」へと移行。AKIHIDEの甘く色気のあるギターソロから幕を開けた新たなアプローチの「アオノミライ」は新鮮な驚きを持って迎えられ、3人がウサギの耳を装着することでおなじみの「BUNNY LOVE」も現在進行形のBREAKERZならではの男っぽさと妖しさを放っていたように思う。

そしてチアガールたちが、DAIGOにゴールドのボンボンを手渡し、ダンスが繰り広げられる「スマイル 100%」では会場に笑顔がこぼれた。このバラエティ感もBREAKERZの魅力のひとつだが、ソロ活動を経た3人のパワー感はDAIGOの熱いボーカルにもAKIHIDEとSHINPEIの刺激的なギターアンサンブルにもしっかりと刻まれていた。いよいよ2014年も残りわずかとなった時間に「どうしてもやりたい曲があるので、2014年の締めくくりにしたいと思っています。俺たちとみんなの絆の曲」と演奏されたのは、オーディエンスが手を振ってそのメロディとメッセージに応えた「B.R.Z~明日への架橋~」だった。

迫りくるカウントダウンではスクリーンに点滅する数字に、DAIGOが「どうしよう。カップラーメン作るなら今だよ」と笑わせながら、「やばい! もうすぐだよ。隣の福山さん(パシフィコ横浜 展示ホールでライブ)もこんな感じなのかな」とかなり動揺しつつ、日付が変わる30秒前からオーディエンスと一緒に声を合わせ、無事にカウントダウン! その瞬間に派手にテープが降り注ぎ、みんなで「HAPPY NEW YEAR!」。

2015年の幕開けには「SUMMER PARTY」が選ばれ、BREAKERZの新年を暗示するように3人がセンターに集結、みんなの歌声が場内に響きわたった。MAKOTOのドラムで始まるシャッフルナンバー「REAL LOVE 2010」ではDAIGOとAKIHIDEが絡み、キスを交わす禁断の光景(?)に場内が大盛り上がり。本編ラストはこの日、最もヘヴィなナンバーでライブの定番曲でもある「DESTROY CRASHER」でビシッと締められた。

アンコールではDAIGOが感謝の言葉を述べ、「2年ぶりだし、何しようかいろいろ考えたんですけど、やっぱり俺たちロックバンドだし、これしかないと思って新曲、持ってきました。マジで自信あります。BREAKERZ好きな人は絶対、好きなんじゃないかと思う曲を作ってきました」と、今夜のスペシャル中のスペシャルである新曲「WE GO」を披露した。それはどんな言葉よりBREAKERZが前に向かって進んでいく意志をダイレクトに伝える勢いのあるナンバーだった。

ダブルアンコールではSHINPEIとAKIHIDEが2015年の抱負を語り、SHINPEIのソロプロジェクトMUSCLE ATTACKとAKIHIDEのソロプロジェクトのリリース情報も報告。「Angelic Smile」が演奏された後はピアノのインストをバックにDAIGOが想いを伝えた。

「2年ってそんなに長くないと思うかもしれないけど、俺たちを待ってくれた2年間はすごく長かったと思います。俺たちもみんなもBREAKERZが大好きで愛してくれて、改めてみんなとひとりひとりでBREAKERZなんだと思います。本当に待っていてくれてありがとう。最後にみんなの2015年がステキな光輝く1年になるよう、俺たちが照らしていきたいと思います」──DAIGO

披露されたのは場内をまばゆい希望の光が包むような「光」だ。演奏が終わっても拍手と声援は鳴り止まず、ステージ上で打ち合わせして急遽最後にもう1曲「Destruction」を演奏。幸せなカウントダウンライブはこうして幕を閉じ、時刻は25時をまわっていた。

すべての演奏が終わり、メンバーが去ったあと、ステージ上に映し出されたのは「2015年 BREAKERZ再始動」の文字だった。第1弾として5月に15枚目のシングル、第2弾として7月に6枚目のアルバムのリリースと発表されるたびに場内からは嬉しい悲鳴が。そして第3弾としてライブツアーが開催されることも報告された。詳細は随時明らかになっていく予定だが、今後のBREAKERZがより一体感を増した熱い活動を展開していくことは間違いない。そう確信させてくれたライブだった。

▲ライブ終了後の楽屋で鏡割り+乾杯!(※写真5点)

BARKSはこの日、15時間にわたって彼らに密着した。今回の取材で一番の収穫は彼らがステージを作り上げるときの真の姿に触れたこと。リハーサル前のサウンドメイク、そして本番前のリハーサル……3人はバンドとしてステージに立つ以上、リハも本番もそこに分け隔てはいない。軽い音合わせのはずが、次第に熱を帯びてBREAKERZ流のエンターテイメントが聞こえてくる。たったひとつの演出、たったひとつの音でさえ、自分たちの納得がいかなければ何度でも試して、納得のいく形になるまで妥協しない。それは、かけがえのない一瞬一瞬、今しかない瞬間を光輝かせるためのもの。ピンと張りつめているけれど決してユーモアも忘れない、そんな純粋な音と演出がBREAKERZのステージにはある。

取材・文◎山本弘子/梶原靖夫(BARKS)

■<BREAKERZ COUNTDOWN LIVE 2014-2015>
2014.12.31-2015.01.01@神奈川パシフィコ横浜 国立大ホールSet list
1. 激情
2. NO SEX NO LIFE
3. Everlasting Luv
4. Miss Mystery
5. DEAR LIAR
6. CLIMBER×CLIMBER
7. 月夜の悪戯の魔法
8. 世界は踊る
9. アオノミライ
10. BUNNY LOVE
11. スマイル 100%
12. BAMBINO~バンビーノ~
13. B.R.Z~明日への架橋~
  カウントダウン
14. SUMMER PARTY
15. REAL LOVE 2010
16. 絶対! I LOVE YOU
17. DESTROY CRASHER
ENCORE
1. WE GO(新曲)
2. 灼熱
W ENCORE
1. Angelic Smile
2. 光
3. Destruction


<INFORMATION>
■Release
2015年5月 15thシングルリリース
2015年7月 6thアルバムリリース
■LIVE
BREAKERZ LIVE TOUR 2015 開催決定

◆BREAKERZ オフィシャルサイト
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