【イベントレポート】<MUSIC FOR ALL, ALL FOR ONE 2014>2日目は、JUJUから大知、乃木坂、倖田まで

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ライブイベント<アメリカン・エキスプレス 百貨店ギフトカード presents MUSIC FOR ALL, ALL FOR ONE 2014>2日目は、JUJU、CTS、May J.、三浦大知、乃木坂46、倖田來未の6組のアーティストがオンステージ。国立代々木競技場第一体育館のステージで、音楽を通じて新しい年への前向きなパワーを発信するイベントならではの熱いライブがパフォーマンスを繰り広げた。

■JUJU

『MUSIC FOR ALL, ALL FOR ONE 2014』2日目のトップバッターを務めるのは、JUJU。ステージに登場するなり「ラストシーン」を披露し、会場を歓喜させると、続くロック・バラード「やさしさで溢れるように」ではイントロから大歓声が巻き起こった。JUJUは歌いながらステージの袖まで歩き、歓声に手を振って応える。「MUSIC FOR ALL, ALL FOR ONEにお越しの皆様、ご機嫌いかがですか。皆様の声をお聞かせいただけますか?」と呼びかけ、「こんにちは!」のコール&レスポンスで会場を沸かせると、YEN TOWN BANDの「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」、松任谷由実の「ANNIVERSARY」のカバーを立て続け、透き通った歌声で会場を酔わせた。「ちょっとお足を拝借してもいいですか?」と観客を立たせて歌ったラストの「Hot Stuff」では会場中が大きなハンドクラップに包まれ、華やかな熱気を広げていった。

■CTS

続いてステージに登場するのは、今年メジャーデビューを果たした謎のLED覆面ユニット、CTS。「MUSIC FOR ALL, ALL FOR ONE、We Are CTS! Are You Ready?」とマシンボイスで語りかけると、「Sayonara Twilight」でライブをスタートする。途端に会場をレーザービームが飛び交い、観客のペンライトが揺れて、会場は何とも幻想的な世界に包まれていく。アッパーなビートとカラフルなシンセサウンド、そしてスイートなメロディが折り重なって、代々木第一体育館にダンスフロアの熱気を響かせるCTS。ノンストップのダンスビートで会場を沸かせると、ラストは「今日ハアリガトウゴザイマス! マタ会イマショウ」と語り、「Beautiful Love World」を披露。眩いダンスミュージックで会場のパーティムードを加速させてくれた。

■May J.

バラード曲「本当の恋」でライブをスタートしたMay J.。「このイベントに出演させていただいてとても嬉しく思います」と深々とお辞儀すると、本人が出演するカネボウ化粧品「コフレドール」のCMソング「So Beautiful」で伸びやかな歌声を響かせる。THE BOOMの「風になりたい」のカバーでは、観客の手が大きく振られ、会場に爽やかな一体感が生まれていった。2015年の元日に、オリジナル曲とカバー曲をまとめた2枚組ベストアルバム『May J. W BEST -Original & Covers-』をリリースする彼女。「たくさんの人からカバーして欲しいとリクエストいただきました」というHYの「366日」をアコースティックバージョンで披露すると、観客からは大きな手拍子が巻き起こる。「神様からのプレゼントがありました。本当の自分に気づかせてくれた、私の人生を変えてくれた今日です」と歌ったのは、「Let It Go [劇中歌/英語歌]」だ。力強さと繊細さを兼ね備えた彼女の圧倒的な歌声に、観客は吸い込まれるようにして聴き入っていた。

■三浦大知

三浦大知は激しいダンスパフォーマンスと歌声で会場を魅了する。「I'm On Fire」でキレッキレの踊りを見せると、大歓声に迎えられた「Blow You Away!」では「代々木、行くぞ!」と観客を力強く牽引していく。2011年から毎年連続で『MUSIC FOR ALL, ALL FOR ONE』に出演している彼は、「年末にみんなと一緒に音楽で一つになる瞬間を今年も楽しみにしていました」と笑顔で観客に語りかける。「寒い時期にピッタリのバラードを」と歌った新曲「ふれあうだけで ~Always with you~」はワンコーラスをアカペラで歌い上げ、圧巻の歌声で観客を驚かせた。会場中がサビのパートを叫んだ「Get Up」に続き、この日のハイライトとなる盛り上がりに包まれた「Right Now」でライブはフィナーレ。会場を一つにする全身全霊のパフォーマンスに、観客からは大きな拍手と歓声が送られた。

■乃木坂46

会場がペンライトの灯りに包まれる中「OVERTURE」が鳴り響き、観客のボルテージは一気に最高潮に。クリスマス調の衣装に身を包んだ乃木坂46のメンバーがステージに登場すると、会場の歓喜が爆発する。「制服のマネキン」でライブを幕開けすると、観客も一緒になって踊って声援を送り、代々木第一体育館がものすごい一体感に包まれた。「皆さん、メリークリスマス! 今日は最後まで楽しんで行きましょう!」と語り「気づいたら片思い」、「ガールズルール」とヒットシングルを立て続けると、会場の興奮はさらにヒートアップしていく。今回で『MUSIC FOR ALL, ALL FOR ONE』の出演3回目を果たした彼女たち。「私たちの想像以上に声援が多いです」と嬉しそうに観客の声に応える。「一緒に歌って踊って楽しんで行きましょう」と歌った「おいでシャンプー」では、メンバー全員が横一列に並んでキュートなダンスを披露。彼女たちの一挙手一投足が観客を魅了する、怒涛のライブパフォーマンスだった。

■倖田來未

『MUSIC FOR ALL, ALL FOR ONE 2014』のラストを飾るのは、倖田來未。大、大、大歓声に迎えられステージに登場すると、エレクトロサウンド全開のダンスナンバー「POP DIVA」でド迫力のダンスと歌声で観客を魅了する。「君がすべてさ!」と会場を指さしながら歌った「BE MY BABY」、情熱的なダンスで沸かせた「Shake It Up」と、スケール感あふれるパフォーマンスでまるで彼女のワンマンライブのような熱狂に包んでいく倖田來未。「来ちゃった! 会いたかった!」とステージで笑顔を見せつつ、先月リリースした「Dance In The Rain」を初めてフルで披露。さらに切ないバラード曲「you」をしっとりと歌いあげると、「ここからブチ上げソングに行きたいと思うんですが、元気残ってる?」と観客を煽って「LOADED」へ。観客が飛び跳ねて盛り上がった「IS THIS TRAP?」、会場中でタオルが回った「Poppin'love cocktail feat.TEEDA」で倖田來未の圧巻のライブは終了。アンコールに応えて再びステージに登場すると「Lady Go!」で歓喜させ、最後は「一緒に歌いますよ。大人も子どもも行くぞ!」と歌った「め組のひと」で『MUSIC FOR ALL, ALL FOR ONE 2014』のフィナーレにクライマックスの盛り上がりを呼び起こしてくれた。

<アメリカン・エキスプレス 百貨店ギフトカード presents MUSIC FOR ALL, ALL FOR ONE 2014>

2014年12月20日(土)、21日(日)
13:30開場/15:00開演/19:30終演
@国立代々木競技場第一体育館
出演: BACK-ON、BEE SHUFFLE、C&K、CTS、でんぱ組.inc、JUJU、華原朋美、加藤ミリヤ、倖田來未、May J.、三浦大知、乃木坂46
(*アルファベット表記でのABC順;20日出演予定だったサラ・オレインは緊急入院により出演中止)
www.musicforall.jp
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