ネット、リアル、国境をも超えたAFA×<ニコニコ国会議>、大団円

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ニコニコ動画のユーザーイベント<ニコニコ国会議(くにかいぎ)~Japan Internet Culture Festival~>が、12月5日~7日までの3日間にわたりシンガポールのサンテック・シンガポール国際会議展示場にて開催された。オフィシャルからのレポートをお届けする。

◆<ニコニコ国会議(くにかいぎ)~Japan Internet Culture Festival~> 画像

毎年4月に幕張メッセで実施される巨大イベント<ニコニコ超会議>の海外出張版として、ニコニコ動画発のユーザー文化や日本のネット文化を広く知ってもらえるよう、東南アジア最大のポップカルチャーイベント<アニメ・フェスティバル・アジア2014>(通称:AFA)との併催で行われた本イベント。開催3日間の来場者数は2013年の8万5千人を上回り、AFA過去最多となる9万人を超えたほか、ニコニコ生放送の視聴者数は約45万人を記録した。

イベントでは、AFAの会場の一部に「歌ってみた」、「踊ってみた」、「ゲーム実況」、「コスプレ」、「進撃の巨人・立体機動バランス訓練体験」など、<ニコニコ超会議>で盛況を博した来場者参加型のコーナーが展開されたほか、ニコニコ動画で活躍する歌い手や踊り手、ボカロPによるステージパフォーマンスが披露された。

また、イベントの模様はニコニコ生放送で世界へライブ配信され、同時に会場内の巨大スクリーンにも生放送映像が投影された。

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「歌ってみた」コーナーでは、シンガポールをはじめとする近隣諸国からの参加者たちがカラオケステージでアニソンやボカロ曲を次々と熱唱。見事な歌唱力や完璧な日本語の発音に、ニコニコ生放送の視聴者から「うめええええ」、「なんだプロか」、「絶対日本人でしょ!?」といった驚きのコメントが寄せられた。

また「コスプレ」コーナーでは、コスチュームから小道具まで細部にわたってアニメキャラクターを再現した東南アジアのコスプレイヤーたちが登場。彼らがステージに上がってポーズを決めるたびに、「クオリティ高ぇ!」、「レベルおかしいw」など、日本の視聴者が圧倒されている様子がスクリーン越しに会場にも伝わったという。


踊り手からレッスン受け、その成果を参加者全員で披露する「踊ってみた」「オタ芸レッスン」コーナーでは、事前に振り付けを練習していた参加者が多く、よりシンクロ率の高いパフォーマンスで観客を魅了した。

そして「ゲーム実況」コーナーでは、現地と東京・池袋のニコニコ本社を中継でつなぎ、シンガポールと日本のユーザーがゲーム対戦する交流企画を実施。顔をあわせたダイレクトなやり取りで会場を盛り上げた。


Gero、ROOT FIVE、天月などの歌い手や、八王子Pらによるステージパフォーマンスや、イベントを締めくくる恒例の“大合唱”では、ニコニコ生放送のスクリーンが弾幕コメントで終始埋め尽くされる状態に。出演者、来場者、視聴者がネットもリアルも国境も越えて一体化、大きな盛り上がりとなった。

最終日のファイナルステージでは「シンガポール最高!!!」、「3日間みんなありがとう!」、「泣きそう」、「88888888」といったコメントで画面が溢れ返り、大盛況の中イベントの幕を下ろした。

<ニコニコ国会議 ~Japan Internet Culture Festival~>

日時:2014年12月5日(金)~12月7日(日)11:00~18:00頃
会場:サンテック・シンガポール国際会議展示場
実施企画:歌ってみた(カラオケステージ・お一人様カラオケ)、踊ってみた、オタ芸レッスン、ゲーム実況、コスプレ、MMDプラネタリウム、アニソン・ボカロDJ、「進撃の巨人」立体機動バランス訓練体験、Oculus Riftソードアートオンライン体験、落書きコーナー
出演者:
【歌ってみた】天月、伊東歌詞太郎、Gero、ROOT FIVE
【踊ってみた】愛川こずえ、アルスマグナ、PCF(暴徒、けいたん、ただのん、TAKUMA)、みうめ
【ボカロP・アニソンDJ】八王子P、ゆよゆっぺ、DJシーザー
【MC】百花繚乱、みい、やまだひさし、R藤本、夏野剛、乘行美樹(通訳)
主催:niconico
公式サイト:http://info.nicovideo.jp/kunikaigi/
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