<牛乳石鹸 よい石鹸♪><キリン、レモン♪> 三木鶏郎生誕100年記念特番
<牛乳石鹸 よい石鹸♪>や<キリン、レモン、キリン、レモン♪>、<明るいナショナル♪><くしゃみ三回 ルル三錠♪>などのCMソングの数々や、『スター千一夜』『鉄人28号』『トムとジェリー』といった、ある世代以上の人たちは誰もが口ずさめるTV主題歌など、多くの作品を世に送り出してきた三木鶏郎。2014年、三木鶏郎の生誕100年を記念した文化放送の特別番組『三木鶏郎 生誕100年記念特別番組 三木鶏郎の世界』の収録が行なわれた。番組は、当時の貴重な文化放送音源などを使用した2時間の特別番組で、12月23日(火・祝)に放送される。
番組では、文化放送で60年前に放送した三木鶏郎の貴重な番組音源を初蔵出しするほか、だれもが知っている懐かしいCMソングを惜しみなく紹介。さらに、永六輔、野坂昭如、伊藤アキラ、桜井順など、三木鶏郎によって見出され、戦後日本の放送芸能史を担った鶏郎門下生たちがコメントで登場。音楽界、広告界、放送界の重鎮が、当時の制作エピソードや、知られざる三木鶏郎の人柄を紹介する。
2部構成となる本番組。第1部は、三木の幼少時代からNHKに出演するきっかけ、そして冗談音楽や政治批判コントなど、ラジオで活躍した時代を掘り下げる。中村メイコのヒット曲「田舎のバス」が、中村のエレベーターガールのモノマネがきっかけで、15分で作ったものだったという本人によるエピソードも。
第2部は、TVや映画音楽、そしてCM音楽のパイオニアとしての部分にスポットを当て、日本“初”のCMソング(1951年9月1日に民間ラジオ放送がスタートし、7日に初オンエアされた小西六写真工業(現コニカミノルタ)「僕はアマチュアカメラマン」)など多くの楽曲をオンエアしながら、三木が日本のエンターテインメント界に与えた影響について検証する。
パーソナリティはコラムニストの泉麻人と、アンソロジストの濱田高志。日本音楽界の鬼才・三木鶏郎の偉大な足跡をたどり、今なお日本のクリエイターたちに受け継がれている鶏郎の番組作り、音作りの秘密に迫る。
なお、放送に先立ち、文化放送では特設サイトも開設。三木鶏郎企画研究所からの貴重な写真やエピソードの提供を受けて、毎週更新されている。
また番組では特別に、アニメ「トムとジェリー」のDVD全10巻セットのプレゼントも用意される。
三木鶏郎生誕100年記念特別番組 三木鶏郎の世界
放送日時:2014年12月23日(火・祝) 午前9時00分~10時55分 文化放送出演者:泉麻人(コラムニスト) 濱田高志(アンソロジスト) 鈴木純子(文化放送アナウンサー)
「三木鶏郎の世界」特設ホームページ http://www.joqr.co.jp/toriro
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