eastern youth、自主レーベルからALリリース＆全国巡礼ツアーも

eastern youthが、2015年2月18日（水）にアルバム『ボトムオブザワールド』をリリースすることが発表された。あの、すべての細胞がいきり立つようなエモーショナルなバンドサウンドが、厳しいのにそれがあまりにも本当は優しくて涙が出る歌が、新しく届くのだ。

◆eastern youth アルバム『ボトムオブザワールド』ジャケット画像

eastern youthは、1988年に札幌で結成以来、「自分達の信念を貫く」というパンクスピリットを体現してきたバンドだ。2009年の全国ツアー期間中にバンドのリーダー吉野寿が心筋梗塞で倒れるなど、紆余曲折を経てもなおその意志は変わらず、1994年にスタートした自主企画イベント＜極東最前線＞を中心に、精力的にライブを続けており、＜極東最前線＞の開催は80回超えを果たしている。

ニューアルバム『ボトムオブザワールド』は、その自主企画で共演してきたゲストバンドの曲を収録したオムニバスアルバム『極東最前線3』を2013年にリリースして以来、オリジナルアルバムとしては『叙景ゼロ番地』から約2年半ぶりだ。今回、バンドはこれまで在籍していたメジャーレーベルを離れ、かねてより自分達で運営してきた「裸足の音楽社」からオリジナルアルバムとして初めて単独リリースする。

自分を貫くためには、自らの孤独や社会の不条理と真正面から向かい合う必要がある。eastern youthというバンドは、そういった難題に対して決して嘆くだけでは済まさずに、「砂を掴んで立ち上がる」ようなハングリー精神を音楽で表してきた。その最新型を、早く聴きたいと熱望する人はとても多い。アルバムのタイトルからして、彼らの信念の根幹が聴けそうな全10曲だと期待できる。2015年3月からは、このアルバムを携えた全国ワンマンツアー＜極東最前線／巡業2015～ボトムオブザワールド人間達～＞も決定。行こう。