宇宙人、ベストアルバム『解散』に史群アル仙による1P漫画封入

宇宙人が12月31日にリリースするベストアルバム『解散』のブックレットに、漫画家の史群アル仙が手掛けた1ページ漫画が封入されることが明らかになった。さらにYouTubeでは著名人からのコメントと新曲「オチのない結末」も入ったダイジェストトレーラーも公開された。

◆宇宙人 ベストアルバム『解散』封入1P漫画（作：史群アル仙）

大晦日、12月31日をもって解散する宇宙人。史群アル仙は8月にも、宇宙人の2ndシングルじじい」にインスパイアされた1ページ作品を3作Twitter上に公開していたが、ベストアルバムのブックレットには冒頭の『解散』からインスパイアされた1作を含め、計4作が封入されるとのことだ。昭和的な表現と心揺さぶる言葉のマッチングがしっくりハマる両者が、最後に手を取り合う形となった。

宇宙人の活動の集大成となるベストアルバム『解散』には既存曲17曲に加え、最終曲「オチのない結末」を収録。その解散にあたり、オフィシャルHPでは宇宙人のこれまでの作品に参加した、ASA-CHANG&巡礼、押見修造、後藤まりこ、最後の手段、志茂田景樹、長谷川智樹、矢追純一などからの宇宙人目撃談コメントが公開されている。

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■コメント：各関係者からの宇宙人目撃談

あの～う、メンバー全員に会う前に解散なんですね…
しのさきさんの笑顔？ニヤニヤ？いたずらっ子みたいな表情がとても印象的でした。
キモチをぐっと込めた時の絶唱は官能的でもあり… 解散なので褒めモードで贈りますね。
（ASA-CHANG&巡礼）

宇宙人には、僕の漫画「惡の華」に関する曲を沢山作って頂きました。
そのどれもが恐るべき深度でした。なかでも「白日夢」は一生忘れられない曲です。宇宙人のファンとして、解散は残念です。もっとヤバイ曲が聴きたかったです。バカバカしくて、切なくて、全部疑いながら純粋で。こんな「距離感」のバンドはないと思います。
（押見修造）

私が瞑想から明けた日、宇宙人に召還された。
ゴミ処理場で、輪ゴムをピンっと飛ばし、ふふふと笑う儀式を目撃。
その瞬間、時空はぐにゃりと曲がり、交信は完了した。
そしてその夜、「それでは、お先にいきます」と唱えUFOで去っていったのです。
（河野 未彩）

「惡の華」というアニメのオープニングであさこちゃんのつくった曲に歌詞を書いて（サビ以外を書かせて頂きましたっ）歌わせてもらいました、後藤まりこです
何年か前に何度かライブを目撃しましたっ、とっても不思議なバンドでした
お客さんをこれでもかというくらい突き放すような音の次に、甘い声
得体が知れませんでした、まさに宇宙人ですね
「純粋なんだなー」って感じました、僕にないものをたくさん持ってる人達なので羨ましいです
（後藤まりこ）


庭先に現れた彼らは、温泉を嫌がり、ウイスキーを好んだ。
全身をアルミホイルのように輝かせながら夜空に消えた宇宙人は、じじいの首の匂いを置き土産に残した。
私たちは宇宙からの更なる交信をアンテナ３本立てて待っている。
（最後の手段）

「ついに謎をはらんだまま宇宙人が帰る。置き土産はこれだ！」
（志茂田景樹）

「僕が目撃した宇宙人」
アニメ「悪の華」の主題歌の編曲をさせていただきました。
テンポもキーも違う４つの曲を、１曲にして欲しいという難題でした。
しかもアニメ「悪の華」の世界観をアレンジで表現するという編曲家冥利につきる作業です。
宇宙人初遭遇だったけど、ファーストコンタクトでOK、その後も何回か飲みましたね。
今後の活動に期待しています、また是非！
（長谷川智樹）

『解散』するのはホントウに残念です。
楽曲もいいし、バンドもステキだったのにね。
たしか、対談の時にカメラマンさんが言っていたのですが、
「今日は揺れていないから、ちゃんと写真が撮れる！」と。
もし、また揺れるような事態になったら、
いつでも僕のところへ遊びにきてください。
きっと揺れは止まります。

またいつか、どこかでお会いできることを楽しみにしています。
（矢追純一）

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◆宇宙人 オフィシャルサイト