「KORG Gadget」が大容量サウンドライブラリ搭載の音源アプリ「KORG Module」と融合

コルグは、モバイル音楽制作アプリ「KORG Gadget for iPad」の最新バージョン1.1（コードネーム：Redwood City）をリリースした。

バージョン1.1では、モバイルデバイスでの新しい音楽制作体験を提供する「KORG Gadget」が、新しいモバイル高品位音源アプリ「KORG Module」と完全融合。音楽制作のための「Gadget」、演奏のための「Module」、この2つがあると、「Module」の5つの高品位音源を、5つの新規ガジェットとして、「Gadget」内で使用可能に。その他、Ableton Liveプロジェクトエクスポート機能を強化、よりMac/PC との親和性を高めている。

「KORG Module」は、合計1GB 以上の大容量サウンドライブラリを搭載したiPad用の高品位モバイル音源アプリ。11月28日よりダウンロード販売が開始されている。強力なサウンドが詰まった5つの専用音源モジュールを搭載。これは、コルグの歴代ワークステーション／シンセサイザーで培われた技術により、大容量で高品位なサウンドのiPadへの搭載とそのスムースな再生を実現した「NATIVE ENGINE」を核としたもので、Acoustic Piano、Electric Piano、Clav、Organ、Multiから成り立つ。モジュールごとにデザインされた美しいグラフィックは、厳選されたパラメーターのみを表示し、だれでも簡単に音色の調整が可能。iPadの小さなボディから出る、これまでのものとは明らかに違う、信じられないクオリティのサウンドを聴かせる。

「Module」の強力なサウンドを「Gadget」での音楽制作にも使えるよう、「Gadget」バージョン1.1では5つのモジュールをガジェット化。スタイリッシュなボディから出る「Module」とまったく同等のサウンドを楽しめる。世界的に有名なグランド・ピアノをノンループで丁寧にサンプリングしたプレミアムなアコースティック・ピアノモジュール「Salzburg」、甘いサウンドが特徴的なヴィンテージ・エレクトリック・ピアノをリアルに再現したエレクトリック・ピアノ・モジュール「Montreal」、伝説的なヴィンテージ・オルガンのさまざまなサウンド・バリエーションをサンプリングしたパワフルなオルガンモジュール「Alexandria」、強いアタックでパーカッシブなサウンドの名機を再現したClav モジュール「Firenze」、ストリングス、ブラス、シンセなどさまざまなサウンドを出すことができる、Multiモジュール「Glasgow」。これらが「Module」購入で「Gadget」内に立ち上がる。

このほか、「Gadget」バージョン1.1では以下のアップデートが実施されている。

・Ableton Liveプロジェクトエクスポート機能がさらに強化、エクスポートするオーディオファイルの種類がWAVとAACから選択可能に。
・GadgetCloud にアップロードした楽曲のランキング情報が通知されるようになった。
・GadgetCloud が動作しない問題を修正。
・Bilbao / Abu Dhabiガジェットのサウンドライブラリが見つからないことがある問題を修正するため、ガジェット選択画面にリストア機能を搭載。
・iOS 8の最新テクノロジー、MIDI over Bluetoothを搭載。
・その他にも使い勝手や安定性を向上させるために、さまざまなチューニングを施している。


■期間限定、特別価格セール実施

さらに、「KORG Module」のリリースを記念して、Moduleを含むコルグの音楽アプリの特別価格セールが実施中だ。アプリ内で購入できる音源についてもセール価格となり、Moduleの「Wurley Electric Piano」はなんと無償。期間は12月11日まで。


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