アイドル社員 種ちゃん、種子島観光大使に就任

株式会社ルクレの社員として、ルクレ広報部で働きながらも種ちゃんの愛称でアイドル社員の活動を行っている宮元詩乃が、種子島観光大使に就任した。鹿児島県種子島出身のため「種ちゃん」という名前でアイドル活動を行っている中で、今回、種子島観光協会より正式な任命を受けたというものだ。

◆種ちゃん画像

今後もアイドル社員として働きながら、メディアやイベント出演を通じて故郷種子島をPRしていくという。アイドル社員とは、普通に企業で働きながらも、夢をかなえる新ジャンルのアイドルで、メディア活動やライブ・パフォーマンスのみならず、大手企業の動画にも出演し企業と企業をつなぎ、営業にも出向く。つまりは「会いに来てくれるアイドル」とでも言うべきか。

「種子島に住んでいた当時は“何もない場所”としか思っていませんでしたが、種子島を離れて5年が経ち、離れて初めて故郷の素晴らしさ、ありがたさを感じました。青く透き通る海と空、空気、とにかく自然が何よりの癒しであること、人の温かさ、世界一美しいロケット打ち上げ基地、鉄砲伝来の歴史、新鮮なお魚、手作り野菜…種子島の魅力はまだまだたくさんあります。ですが反面、過疎化という問題もあります。私の大好きな種子島を日本中、世界中のたくさんの方々に知ってもらい興味を持ってもらって、観光客や移住者が増えるよう、大使の使命を楽しく果たしていきたいです。」──種ちゃん

種ちゃんは、「2012年アイドル社員オーディション」でグランプリを獲得したアイドル社員で、1990年4月22日、鹿児島県種子島生まれ、特技は歌、愛犬とお散歩やひとりカラオケで休日を過ごすという。2013年に「アイドル☆シャイン」でCDデビューを果たし、2014年には2ndシングル「君へ届け」を発売している。

アスリートが一社員として会社に所属しながらスポーツに勤しんでいるように、雇用形態をもったアイドルもこれからのひとつのあり方といえそうだ。頑張れ、種ちゃん。




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