英国人がお葬式で流したい曲No.1はモンティ・パイソン

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英国で全国展開する大手葬儀社The Co-operative Funeralcareが行った調査によると、現在、お葬式で流す曲として最も人気が高いのはモンティ・パイソンの「Always Look On The Bright Side Of Life」だという。

エリック・アイドルが作詞、歌う同曲はモンティ・パイソンの映画『Monty Python's Life Of Brian』(1979年公開)で流れ、その後もサッカーの試合など様々なシーンで使われてきた。3年前に行われた同様の調査では13位だった。

The Co-operative Funeralcareは、若いときスウィンギング1960'sを経験した人達がいま70代や80代になり、従来の讃美歌ではなくポピュラー・ソングを流す傾向がますます高まっていると話している。「音楽は人々の人生で重要な役割を果たし、いまやその人の死のテーマ・ソングになっている。最近の葬儀は、個人の選択によるところが大きい。流れる曲の多様さから、オーダーメイドの葬儀を選び、愛する人の人生を祝福し、それに相応しいお別れをしようとする人たちが増えているのがわかる」

The Co-operative Funeralcareは3万以上の葬儀で流れた曲を調べた。ソロ・アーティストではエルヴィス・プレスリー、グループではクイーンの曲へのリクエストが最も多かったという。

英国の葬儀社The Co-operative Funeralcareが発表したお葬式で流すのに人気がある曲トップ10は以下の通り。

1.モンティ・パイソン「Always Look on the Bright Side of Life」
2.讃美歌「The Lord is My Shepherd」
3.讃美歌「Abide with Me」
4.サッカー番組『Match of the Day』テーマ曲
5.フランク・シナトラ「My Way」
6.讃美歌「All Things Bright and Beautiful」
7.ロビー・ウィリアムス「Angels」
8.エルガー「Enigma Variations」
9.ジェリー&ザ・ペースメイカーズ「You'll Never Walk Alone」(サッカー・ファンのアンセム)
10.ブッカー・T&ザ・MG's「Soul Limbo」(クリケット試合TV中継のテーマ曲)

ポップ・ソングでは、セリーヌ・ディオンの「My Heart Will Go On」(12位)、ウエストライフの「You Raise Me Up」(18位)なども20以内に入った。

Ako Suzuki
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