【ライブレポート】今井麻美、淡路の空に響くアコースティックサウンド

沖縄の洞窟や栃木の石切り場など、一風変わった会場で開催され今回で3回目となる今井麻美アコースティックライブが、2014年10月18日（土）兵庫県の淡路夢舞台野外劇場で開催された。

◆今井麻美画像

今井麻美にとって初めての野外ステージでのライブだったが、見事なまでの晴天のもと、古代ギリシャの円形劇場を彷彿させる美しい造形と、客席から見渡すと大阪湾が広がるという雄大なステージに、今井麻美ものっけからテンションマックス状態だ。

1曲目は、雨天の場合は「Rain～てのひらのアンブレラ～」、晴天の場合は「路地裏のプラネタリウム」が用意されていたが、もちろんこの日は「路地裏のプラネタリウム」で清々しい野外ライブがスタート、トーク後には「この雲の果て」「COLOR SANCTUARY」とアルバムのタイトルチューン2曲を立て続けに披露された。晴れ渡っていた空が暮れていき、アコースティック編成のライブという事もあり、ライティングの美しさも相まって会場は一気に神秘的な雰囲気に変わっていく。



ピアノと歌だけで聞かせる「遠雷」、ピアノとバイオリンで聞かせる「クレッシェンド」、そして中盤では空三部作と呼ばれる「天空の炎」「Rain～てのひらのアンブレラ～」「満天星～金木犀の咲く頃～」を情感たっぷりに歌い上げる。後半では、11月26日にリリースされる自身初のアコースティックアルバムのタイトルチューン「little legacy」も初生披露された。

着替えを挟んでライブTシャツに着替えた今井麻美とバンドメンバーが登場すると、「Dear Darling」「漆黒のサステイン」を全力でパフォーマンス、ラストはオーディエンスが振るサイリウムに合わせて会場一体となる「Precious Sounds～風が残していった～」でフィナーレを迎えた。自然の中で歌うのが好きという今井麻美の夢を乗せた歌声が、淡路の空にどこまでも響き渡っていった。



＜今井麻美アコースティックライブ＠淡路夢舞台野外劇場＞
1.路地裏のプラネタリウム
2.この雲の果て
3.COLOR SANCTUARY
4.風と猫のStoria
5.Strawberry～甘く切ない涙～
6.想いの羽～Angelic White～
7.遠雷
8.クレッシェンド
9.花の咲く場所
10.The Azure～碧の記憶～
11.Tender Is The Night
12.Hasta La Vista
13.天空の炎
14.Rain～てのひらのアンブレラ～
15.満天星～金木犀の咲く頃～
16.星屑のリング
17.little legacy
18.Dear Darling
19.漆黒のサステイン
20.Precious Sounds～風が残していった～





◆今井麻美オフィシャルサイト