宇宙戦艦ヤマトの完全新作劇場版のメインテーマ曲を葉加瀬太郎が担当
「宇宙戦艦ヤマト」の完全新作劇場版「宇宙戦艦ヤマト 2199 星巡る方舟」12月6日(土)公開のメインテーマ曲を葉加瀬太郎が担当することが決定した。
新しいテーマ曲である「宇宙戦艦ヤマト 2199」はヴァイオリニスト葉加瀬太郎と宮川彬良による奇跡のコラボレーションで奏でられており、40年ものあいだファンに愛され続けている「宇宙戦艦ヤマト」に新しい息吹をもたらしている。
葉加瀬は、「初めてこのお話をいただいた時は信じられなかったです。『歌のイメージが強いこの曲をヴァイオリンで弾くなんて、なんてことを考えるんだろう!』と驚かされましたし、同時に『子供のころに夢中になっていたヤマトのあのメロディーを弾けるんだ』とわくわくしました」と振り返り、「本当に名誉なことだと思うし、この歳になってくると、今までの人生と一つひとつの仕事がリンクしていくし、また、そうなっていかなければと思っているので、本当に嬉しいです」と心境を告白。
また、曲について「昔のイメージがありながらも、今でなければできない音をどうしても作りたかったんです。パッと聞いたらすごく懐かしいけれど、よくよく聞くとすごく刺激的な感じで。だから、ビートも入っているし現代的なリズム感も入っているのですが、宮川彬良さんの重厚さや、ヤマトの世界観も全部ひっくるめて、全てを踏襲するようなものにしました」と明かし、「ゴージャスなオーケストレーションの中で、一本のヴァイオリンでメロディーを奏でなければならないため、そのオケに太刀打ちできるよう“一音入魂”で挑みました。また、歌声のイメージが強い曲なので、音階をどう歌詞に結び付けるかというのも本当に大変でした。こんなに大変だった曲もそうないですね(笑)」と苦労話も。
一方、葉加瀬に依頼をした映画の企画プロデューサーを務める西﨑彰司氏は、「思った以上に僕が望んでいるサウンドに仕上がっていて感激しました。このサウンドであれば、昔からのファンも、『2199』でファンになった方たちも、十分に喜んでいただけると思います!」と新たなメインテーマ曲を絶賛。
さらに、葉加瀬が自ら音楽総監督を務める音楽レーベル“HATS”から『宇宙戦艦ヤマト 2199 40th Anniversary ベストトラックイメージアルバム』(3,240円 税込)が12月3日(水)に発売。40年も変わらず我々を魅了し続ける偉大なるヤマトをリスペクトして、葉加瀬率いる“HATS ALL STARS”の面々が「アーティストたちが自由に創作できるレーベル」のカラーそのままに、ヤマトの名曲たちをイメージカバー。新たなアプローチで名シーン、名カットを蘇らせる。
『宇宙戦艦ヤマト 2199 40th Anniversary ベストトラックイメージアルバム』
12月3日(水)発売 3,240円(税込)
<収録曲>
01.宇宙戦艦ヤマト 2199(葉加瀬太郎 / 宮川彬良 / 羽毛田丈史)
02.序曲(羽毛田丈史)
03.誕生(鳥山雄司 / 羽毛田丈史)
04.真赤なスカーフ(鈴木慶江 / 柏木広樹 / 羽毛田丈史)
05.イスカンダル(柏木広樹)
06.明日への希望(髙嶋ちさ子)
07.サーシャ(鳥山雄司)
08.白色彗星(羽毛田丈史)
09.英雄の丘(ウェイウェイ・ウー / 柏木広樹)
10.想人(おもいで)(古澤巌)
11.デスラー 好敵手(羽毛田丈史)
12.大いなる愛(西村由紀江 / ウェイウェイ・ウー / 柏木広樹)
13.ヤマトより愛をこめて(西村由紀江 / 鳥山雄司)
音楽:宮川泰、宮川彬良(except-13 大野克夫)/M1 Licensed by ボイジャー音楽出版株式会社
(C)西﨑義展/2014 宇宙戦艦ヤマト2199製作委員会
(C)2012 宇宙戦艦ヤマト2199製作委員会
◆宇宙戦艦ヤマト2199公式サイト
◆ハッツアンリミテッド
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