「妊活」用CD『ママニナルオト』リリース。不妊治療の名医が協力

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昨今、「妊活」に興味や関心を示す人が増えている。そこで、不妊治療の名医と言われる杉山力一医師がエイベックスとコラボし、日本初となるメジャーレーベルによる妊活用CD『ママニナルオト』が発足した。

このCDは、59名の経産婦と妊婦への臨床試験を行なった上で選曲された、リラックスできる状態にアプローチする楽曲と、曲間には山形の森で録音された鳥のさえずりや、川のせせらぎといったリアルな自然音で構成。妊活中の人のみならず、妊娠中や子育て中のすべてのママへ贈る、エイベックス・音活シリーズ第一弾となる。

ところで、妊活というと、どうしても女性の身体の問題にフォーカスされがちだが、不妊の原因にセックスレスが占める割合が意外と大きいことを、ご存じだろうか?


東京・世田谷に総合産婦人科、そして丸の内に不妊治療専門医院をもつ杉山産婦人科の杉山力一院長によると、医院を訪れる年間約6000人の初診患者で不妊治療を希望する人のうち、約4分の1もの割合がセックスレスが原因で妊娠に結びついておらず、実際の体外受精や不妊治療を行う前に、カウンセリングをきっかけに夫婦生活を改善したことで自然妊娠に結びつくケースが多々あるのだとか。

セックスレスになってしまう原因はさまざまだが、大きな要因として、夫と妻それぞれが仕事や日常の中で抱えているストレスがあげられる。

ストレスを解消するには、きちんと休む時間を取ったり、好きなことをしたり、旅行や環境を変えるなどしてリフレッシュするといった方法も効果的ではあるが、仕事が忙しかったり、何もする気が起きないほど疲れてしまっていたりすると、それらを考えること自体が心の負担になることも。

そこで、杉山院長が推奨しているのが、音楽を聴く習慣を日常に取り入れることで心と身体を元気にしていくプロジェクト=“音活(オトカツ)”だ。

通勤時や日常のちょっとした隙間の時間、お風呂や眠る前など自宅でのリラックスタイムなど、何かをしながら同時に心身を癒す効果のある音楽を聴くことで、自然と気持ちを穏やかにし、ストレスが軽減されていくのだそう。

この“音活(オトカツ)”プロジェクトの第一弾が、メジャーレーベルとしては史上初となる妊活CD『ママニナルオト』。


なお、11月10日発売の主婦の友社「赤ちゃんが欲しい」2015年冬号でもいち早くこの「音活」に注目し、「音楽で授かり力を高める」特集が掲載されている。
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