さくら学院 岡田愛、学院祭ライブで小悪魔炸裂。父兄メロメロ
さくら学院が10月25日と26日にEX THEATER ROPPONGIにてイベント<さくら学院祭☆2014>を開催した。学院祭2日目となった26日のレポートをお届けしたい。
◆さくら学院 <さくら学院祭☆2014>画像
この日のライブは、2014年度の転入生(新メンバー)のフレーズが新たに加わった「目指せ!スーパーレディー」からスタート。さくら学院は、ステージいっぱいをジャンプしながら駆け巡り、続く「負けるな!青春ヒザコゾウ」、「Hana*Hana」と、アップテンポなナンバーで父兄(ファン)の熱気を上昇させていく。
冒頭の3曲をしっかりと歌い終えたところで、学院祭は寸劇コーナーへ突入。ここでは、野津友那乃と白井沙樹による購買部の2人が、田口華と磯野莉音による新ユニット・プロレス同好会が発足したことにより赤字となってしまった経費を補てんすべく、新グッズの提案をメンバーに求めた。
「まずは購買部から見本として発表したいと思います。」と、白井が提案したのは“鋼鉄フラッグケース”。これは、さくら学院のグッズであるフラッグをカバンに入れて持ち運ぶときに使うものだそうで、ファン目線の意見に父兄からは大きな拍手が巻き起こった(ただし鋼鉄の素材でできているため、プロレス同好会の凶器としても使えるというちょっぴり危険な案でもある)。
そして、野津が“さくら学院のど飴”、菊地最愛が“さくら学院のメンバーまくら”、磯野が“さくら学院大辞典”と、それぞれ案を発表していく中、水野由結が提案したのは“由結ちゃんのほっぺ 最愛ちゃんのおだんご”というグッズ(由結ちゃんのほっぺがシュークリーム、最愛ちゃんのおだんごがおはぎなのだそう)。これには野津も「最愛由結って言っておけば売れるよね…? 真面目にお金の匂いがするので検討します!」とブラックな一面を覗かせ、フロアの笑いを誘った。
その後は、購買部とプロレス同好会がそれぞれ未発表曲をパフォーマンス。さらに、菊地、水野、野津、山出愛子、倉島颯良の5人によるバトン部・Twinklestarsが「ラピカム」と、現メンバーでは初となる「天使と悪魔」を披露し、鮮やかなバトンさばきや軽快なステップを見せつけた。
ライブ中盤では、決められたお題をもとに一人ずつ演技を行うコーナー「さくらデミー女優賞は誰だ?!」が展開され、ライバル役として卒業生の三吉彩花が声で出演。2日目は田口、磯野、大賀咲希、白井、岡田愛が“先輩の卒業式”をテーマに、告白の言葉を披露した。
「私が伝えたかったことはこれだけです……大好きです!」――磯野莉音
「私が欲しいのは第2ボタンじゃなくて……先輩の気持ちです。」――白井沙樹
「あのね、愛知ってるよ。8年後大人になった愛は絶対いい女になってる! だから、ボタンちょうだい!」――岡田愛
「咲希は彩花ちゃんみたいに綺麗じゃないし、自信もないけど、気づいたら先輩のこと好きになっちゃったんです! 咲希じゃ駄目ですか……?」――大賀咲希
「先輩、華はずっと大好きだったんですよ。先輩、気づかなかったの?」――田口華
父兄の拍手の数により、見事1位に選ばれたのは岡田愛。岡田は、優勝者として別パターンの台詞「子供だって恋する気持ちは変わらないんです。愛……先輩好きになっちゃった!」を披露し、会場中の父兄をメロメロにした。
ライブ終盤では、ペンギンやライオンなど動物の生態について歌った「アニマリズム」や、ハロウィンナンバー「Pumpkin Parade」などを元気に歌い上げた。そして、菊地最愛が「次にやる歌は、友達のことを本当に大切に考えられる歌だなと思っています。当たり前のように友達と居すぎてあんまり友達の大切さを考えることってないと思うんですけど、今日は私たちのこの歌を聞いて、いつでもそばに居てくれる大切な友達のことを思い浮かべて聞いてほしいなと思います。」と語り、披露したのは「マシュマロ色の君と」。本編ラストは「message」で、父兄とともにフラッグをなびかせ、メンバーはいったんステージを後にした。
アンコールでは、10月22日にリリースしたばかりの新曲「ハートの地球」、「夢に向かって」をパフォーマンス。最後は、生徒会長の菊地が「これで2014年度の学院祭は終わってしまいました。でもここで、改めて感じたのは、私たちさくら学院に関わってくれたすべての人、全員あわせて、やっぱりさくら学院って最高だなって思いました。いつもそばに居て受けとめてくれる友達や、父兄さんがこんなに周りにたくさんいてくれることに、本当にこれからも感謝していきたいなと思います。今日は、さくら学院にとって大切な学院祭に皆さん来てくださって本当に本当にありがとうございました!」と感謝の気持ちを述べ、さらに「これからもさくら学院は皆さんの笑顔の理由になれるように頑張りますのでよろしくお願いいたします。」と意気込みを語り、この日のライブの幕を下ろした。
中3メンバーである菊地最愛、水野由結、野津友那乃、田口華が参加する学院祭は今回が最後となった。卒業を意識してしまうと寂しい気持ちになってしまうが、現体制でのさくら学院に会える機会はまだまだある。11月20日には、恵比寿LIQUIDROOMにて行われるイベント<TOWER RECORDS 35th Anniversary Live! EBISU 6DAYS DAY.4~Pop'n アイドル03~>に出演、さらに12月7日にはKAAT 神奈川芸術劇場にてワンマンライブが実施される。これからも成長し続ける彼女たちを見守っていこう。
■<さくら学院祭☆2014>セットリスト
1.目指せ!スーパーレディー
2.負けるな!青春ヒザコゾウ
3.Hana*Hana
4.新曲「(タイトル未定)」/購買部
5.新曲「(タイトル未定)」/プロレス同好会
6.ラピカム/Twinklestars
7.天使と悪魔/Twinklestars
8.アニマリズム
9.Planet Episode 008
10.Pumpkin Parade
11.マシュマロ色の君と
12.message
アンコール
1.ハートの地球
2.夢に向かって
◆さくら学院 オフィシャルサイト
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