ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブ、ドラマーが脳外科手術

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ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブの女性ドラマー、リア・シャピロが、脳の奇形の一種であるキアリ奇形と診断され脳外科手術を受けることを明かした。

◆ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブ画像

彼女は金曜日(10月17日)、「私の経験がほかの人の助けになるかもしれないとの思いから、とても個人的なことをみんなとシェアしたい」と、ファンにこの知らせを伝えた。「数週間前、目まい、不眠、頭痛、手のしびれとうずき、首の凝りと痛みっていうちょっと普通じゃない症状を経験した。ドラマーであってもこういう症状は普通じゃなく、医者に診てもらいに行ったの。いくつか風変りな検査を受けたら、キアリ奇形、略してCMsだって診断された。CMsっていうのは基本的に、バランスなんかの機能をつかさどる脳や頭蓋骨の一部構造に欠陥が生じ、脳と脊髄の周りを囲み衝撃をやわらげる脳脊髄液の流れなどに支障をきたすわけ」

「いい知らせは、これには手術っていう解決法があって、たいてい効果がある。悪いニュースはロブとピートと私は今週、日曜日のMoon Block Festivalに向けリハーサルしようと思ってたのに、この病気のおかげでドラムをプレイするのは不可能だってことがわかった。いまは音楽がちゃんとプレイできない。だから、すごく残念だけど日曜日のショウはキャンセルします」

「ご想像通り、頭蓋骨をパックリ割られ脳を手術されるのを楽しみにしてるわけじゃないけど、よくなるにはこれしか手がない。何か月もドラムがプレイできないって考えると最悪だけど、完治し、できる限り早くまたロブとピートと音楽をプレイできるようになるって決めている」

リアは2008年、オリジナル・ドラマー、ニック・ジャゴー脱退後、ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブに加入。バンドは現在、最新作『Specter At The Feast』(2013年)のツアーのライブCD/DVDのオーディオをミキシング中だと伝えられていた。

お大事に。

Ako Suzuki
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