EXILE ATSUSHI、<Nコン>にて中学生たちと「桜の季節」を歌唱

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10月11日より3日間にわたって、渋谷・NHKホールにて行なわれた<NHK全国学校音楽コンクール>。この最終日、13日(月・祝)中学校の部で、EXILE ATSUSHIがおよそ500人の中学生とともに、自身が書き下ろした曲「桜の季節」を熱唱した。

昭和7年より始まった<NHK全国学校音楽コンクール (通称:Nコン)>は、全国(小学校・中学校・高等学校)から10万人の子供たちが参加する日本最大規模の合唱コンクールであり、2014年で81回目を数える。中学校の部では、全国より予選を勝ち抜いた代表校11校が参加し、合唱日本一の座をかけて白熱の合唱バトルを見せた。

中学校の部の課題曲「桜の季節」は、ATSUSHI自らが自身の10代の頃を思い出し、<Nコン>に参加する中学生のために特別に書き下ろした楽曲だ。

「中学生が歌う「桜の季節」には、いつも心ふるわされます。多くの不安を抱えながらも、前向きに進もうとする中学生たちをこの歌で後押しできたら嬉しいです。」── EXILE ATSUSHI

そして、全11校の演奏終了後には、スペシャルステージとしてATSUSHIが登場。参加した中学生たちのために、歌のプレゼントとして「道しるべ」を歌唱した。それまで、学生たちの緊張でピンと張りつめた空気だった会場が、この瞬間、柔らかく解け、集まった全11校およそ500人の中学生たちがATSUSHIの心のこもった歌唱に耳を傾けた。

続いて、各出場校の代表生徒たちが、半年間練習を重ね、歌い続けてきた「桜の季節」への想いを語り、それぞれの気持ちを重ね合わせながら、あらためて課題曲である「桜の季節」を、ATSUSHIと、会場にいる全出場校の中学生とともに合唱。学生とATSUSHI、そして会場全体がひとつになった。

さらに、スペシャルステージの締めくくりには、中学生たちから逆プレゼントとして、EXILEの代表曲のひとつであり、ATSUSHI作詞でもある「EXILE PRIDE~こんな世界を愛するため~」を、出場校の学生によって結成されたスペシャル合唱団が歌唱。会場は大いに盛り上がりを見せた。

「皆さん本当に部活や勉強で大変な中、半年という練習期間を通して毎日毎日一生懸命練習されて、そしてこの曲を愛して下さったことを心から嬉しく思います。また、いつか道に迷った時や人生につまずいた時に、この頑張った時の気持ちを思い出して、また新たな一歩を踏み出せるような、そんなきっかけになったらいいなと思います。本当にありがとうございました。」── EXILE ATSUSHI

なお、<第81回 NHK全国学校音楽コンクール>中学校の部で栄えある合唱日本一の座を勝ち取ったのは、町田市立鶴川第二中学校の生徒たち。同校はこれが初の金賞獲得となる。

最後に、ステージ上にATSUSHIを再び呼び込み、受賞校の生徒たち、そして会場内全員で「桜の季節」をあらためて合唱し、コンクールは幕を閉じたのだった。



◆BARKSライブレポート
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