チキパ・鈴木真梨耶、渡米前に「I want to New York is a very big!」と宣言。周りの大人たち「お、おう…」

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昨今では、小生意気で攻撃的な部分をステージ上と衣装のブレスレットなどコンパクトな部分にぎゅっと凝縮し、普段は自然体(楽屋ではしゃべってるか寝るか)なCheeky Parade。先日、関根優那、溝呂木世蘭、鈴木友梨耶、鈴木真梨耶の4人が、なぜかBARKS編集部を訪れ、初のニューヨーク公演に向けた意気込みをひと通り語り、満足し、そして帰っていった。

世界地図を見ながら、「日本は素敵なところがいっぱいあるが、狭い」から、全国ツアーのファイナルを、ファンと一緒に日本を飛び出してニューヨークで行なうことを決めた彼女たち。「ニューヨークってエンターテインメントの聖地だからこそ、日本よりも目が肥えてると思うので、「何この子たちヘッタクソ!」って言われたくない。」と、チキパ結成と同時に金髪ショートにしたものの、それまでは実はずっとツインテールだったという最年少・鈴木真梨耶は、すでに気合十分だ。

もっとも彼女たち、渡米に備えて英語は勉強しているものの、かといって別に話せるわけではない。「(しゃべれなくても)Heart to Heartです!」と鈴木友梨耶。また、溝呂木も覚えたての「Statue Of Liberty(自由の女神)」という単語を駆使して、「外人さんに握手求められたら“Where is Statue Of Liberty?”でOK。We can do it。」と、自信たっぷり。その自信がどこからくるのか、正直よくわからないが、まぁ、なんか大丈夫っぽい。

というわけで、記者はそんな3人を横目に、リーダー・関根優那に、あらためて「現地の人を魅了する自信がある?」と訊いてみた。すると彼女は、じっと記者の目を見て、「あります。」と静かに、しかし力強く口にしたのだった。

「ツアーという形で、初めてニューヨークに行かせていただくんですけど、ニューヨークに行くにあたって、ジャパンポップカルチャーOKAIMONO親善大使に任命していただいたりとか、“日本の良さ”をあらためてわかった上で、行かせていただくので、ニューヨークで日本というのものを、わたしたちを通して知ってもらえたらいいなと思います。そして一番大事なのは、チキパのライブを世界に観ていただける大チャンスでもある<CBGB(※)>のライブの会場なので、そこですべてのことを吸収して、世界の壁を感じると思うんですけど、チキパのライブっていうのをひとりでも多くの方に観ていただいて、興味を示していただけたら、私たちも本望です。ニューヨーク頑張ってきたいと思いますので、ぜひ成長した姿を待っていてください。」── 関根優那

※……今回のツアーファイナルは、前年には35万人を動員したニューヨーク最大の音楽フェスティバル<The 3rd Annual CBGB Music & Film Festival>と連動した形で行なわれる。

最後に、鈴木真梨耶が、ニューヨーク公演にかける意気込みを「I want to New York is a very big!」と、英語で語った。意味を本人に確認してみると、「私はニューヨークに行って、ビッグになってきたいと思う!」だという。「willじゃない?」「ニューヨークは大きい?」などなど、真梨耶から発せられたフレーズに疑問いっぱいの関根、溝呂木、鈴木姉。しかし、この日一番の、これ以上ないというほどの真梨耶のドヤ顔を見せつけられた記者と事務所スタッフは、「せ、せやな。」「お、おう……。」と、ただただ自分を納得させるのであった。

なお余談だが、今回掲載した写真、鈴木姉妹(左ふたり)の距離感が微妙なのは、この日、ふたりがガチで喧嘩していたからである(笑)。

text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

◆BARKS Kawaii
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