【速報レポート】<中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2014>仲井戸“CHABO”麗市&シアターブルック、「明日も良い一日に!」

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REVOLUTION STAGE初日のトリは、2013年もシアターブルックと共にステージに立った仲井戸“CHABO”麗市だ。2014年は2日目にもMY LIFE IS MY MESSEGEの一員としてステージに登場することになるチャボは、2年目にしてすっかり<中津川 THE SOLAR BUDOKAN>の顔の1人になったようだ。

◆仲井戸“CHABO”麗市&シアターブルック 拡大画像

Wilson Picettの「ダンス天国」をSEにシアターブルックとチャボが登場。「ヘイ、よォ~こそ!」とチャボが第一声を上げるとライブがスタートした。「SOLAR BUDOKAN、よォーこそ!」とワンコーラス歌うと、ダダダダダダダとバンド全体がリズムを合わせて「HUSTLE」へ。同曲はチャボが90年代に発表した粘り腰ファンク・チューンであり、タイジと向かい合ってギターを弾くチャボの笑顔は、タイジとの顔合わせが2014年も実現したことが嬉しそうだ。

「みんな久しぶり!加山雄三です(笑)! いや、仲井戸CHABO麗市です。1年振りの中津川! 来たかったぜ~!」と挨拶を挟み、「ギブソン」をブルージーにプレイ。間奏ではキーボードのエマーソン北村を紹介する場面も。そして「日本の有名なロックンロール!」との紹介に続いては、「上を向いて歩こう」が披露された。その間奏ではエマーソン、タイジ、チャボの順にソロを回して盛り上げつつ、「坂本九! 忌野清志郎!」と名前を叫んだチャボが印象的なものとなった。

「月の曲をやらせてくれ!」と披露されたNeil Youngの「Harvest Moon」日本語カバーは、タイジのスペイシーな音色のギターが歌詞に絡み、しばし夢のような不思議空間となった。そしてもう1曲カバーが演奏されたのだが、そのチョイスが渋い。The Rolling Stonesの「Everything Is Turning To Gold」はグイグイ前に出る4つ打ちのリズムに乗ってセッションへ。ここで「マイ・オールド・フレンド、日本のロックの宝だ!」との紹介によって、ステージ袖からCharが呼び込まれた。セッションはCharを加えて迫力を増していく。

さらに、うじきつよし、ダイノジ大地(エアギターで参加)、ダイノジ大谷、細美武士、高野哲、Kj、堂珍嘉邦、浜崎貴司といったゲストがステージへ呼び込まれた。この豪華メンツで歌われるナンバーはもちろん「雨あがりの夜空に」だ。タイジ、浜崎、堂珍、細美の順にボーカルを取り、間奏ではチャボのいつものフレーズに続いて、「久しぶりだ! 子供ばんど! うじきつよし!」と紹介されたうじきが、フライングVでギターソロを聴かせる。そしてチャボに、「ミスター・エア・ギター!」と紹介されたダイノジ大地が会場を爆笑の渦に。Kjは独自のラップで曲に新たな風を送るという、豪華な共演はこのフェスならではのものだ。曲がエンディングに近づいてもギターを刻み出して曲を終わらせようとしないCharに、チャボやうじきが何度もツッコんでようやく終了。演奏者も客席も楽しすぎるセッションとなった。

アンコールでは、チャボとシアターブルックがレゲエ・アレンジの「ガルシアの風」を演奏。バンドが奏でるファンキーな音色が、曲の持つメッセージをよりポジティブなものに。タイジと抱き合ったチャボがステージを去った後も、シアターブルックのエモーショナルな演奏は続くという、実に感動的なエンディングとなった。

「ありがとうございました! WE AS ONE! 明日も良い一日にしましょう!」──佐藤タイジ

という言葉を客席に贈り、<中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2014>初日は一本締めで終了した。

取材・文◎岡本貴之 撮影◎三浦麻旅子/岡村直昭

■仲井戸“CHABO”麗市&シアターブルック@REVOLUTION STAGE SETLIST
1.よォーこそ~HUSTLE
2.ギブソン
3.上を向いて歩こう
4.Harvest Moon
5.Everything Is Turning To Gold(ゲストChar)
6.雨あがりの夜空に(ゲスト多数)
encore
7.ガルシアの風

◆<中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2014>オフィシャルサイト
◆佐藤タイジプロジェクト オフィシャルTwitter
◆佐藤タイジプロジェクト オフィシャルFacebook
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◆仲井戸“CHABO”麗市 オフィシャルサイト
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