ジョン・レノン殺害犯「馬鹿だった」

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ジョン・レノンを殺害したマーク・チャップマンが先週、仮釈放の審査会で話した内容が公開された。チャップマンは「馬鹿だった」と謝罪した。

◆ジョン・レノン画像

チャップマンは3人の審査員を前に、「彼(ジョン・レノン)はたくさんの、たくさんの人達から愛されていました。才能ある素晴らしい人でした。彼らはまだ傷ついています。それは、私のもとに届く手紙からも明らかです。ありきたりの犯罪ではありませんでした」と口にし、「多くの人々に苦痛をもたらし、申し訳なく思っています。あそこまで愚かで、名誉を手に入れようと間違った方法を選んでしまったことをお詫びします」と謝罪したという。

また、チャップマンは釈放された場合、命を狙われる可能性があることも承知しており、「神の手にゆだねます。神はライオンの巣に投げ込まれたダニエルを守りました。私のことも守ってくれるでしょう。彼を信じています」と話したという。

チャップマンは20年服役後の2000年から2年ごとに仮釈放を申請しており、却下されるのはこれで8度目。次は2年後の2016年8月に申請することができる。

Ako Suzuki, London
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