THE MICRO HEAD 4N'S、2ndシングル「PARASITIC EMOTION」リリース&ツアーも間近
▲「PARASITIC EMOTION」Aパターン |
▲「PARASITIC EMOTION」Bパターン |
◆THE MICRO HEAD 4N'S~拡大画像~
趣向をこらした5カ月連続ワンマンライヴ<EARNEST GAMES>を終え、7月30日には2ndシングル「PARASITIC EMOTION」をリリースするTHE MICRO HEAD 4N'S(マイクロヘッドフォンズ)。7月31日には5都市6公演を巡る<3rd Anniversary Tour 2014 PARASITIC EMOTION>をスタートさせる。ショーとしてエンタメ感が増したパフォーマンスに注目だ。
DASEIN/RIDER CHIPS、ex-FANATIC◇CRISIS、ex-D'espairsRayの、Ricky(Vo)、kazuya(G)、SHUN.(G,DJ)、ZERO(B)、TSUKASA(Dr)の5名からなるスーパーグループ、THE MICRO HEAD 4N'Sが結成されたのは2011年夏。キャリアに裏打ちされた確かな演奏力と変化を恐れないチャレンジ精神で、ライヴバンドとして急成長。結成3周年を目前に、まだまだ進化が止まらない。そんな彼らの今の姿を体現した作品が、2ndシングル「PARASITIC EMOTION」だ。
「今年は音源をいっぱい出そうという話をメンバーとしていたので、2ndシングルは遊び心をこめて2パターンでリリースすることにしたんです。ダブステップやEDMのエッセンスをバンドに取り入れたいというところから、今回はスタートしました」と、リーダーのkazuya。そんなkazuyaとキャッチボールをしながら表題曲のアレンジをすすめたRickyによれば、「自分でもすごくスキルアップできた作品。楽器隊とは違って、ライヴでお客さんが歌うところまで想定しながらメロを追加したりと、やりとりを半年間続けて、ついに完成した」とのこと。SHUN.いわく「DJをがっちり入れたのは今回がはじめてだし、今までやったことがないようなパートも弾きました。コードの鳴りやアンサンブルを大切にしながら作れた曲」で、「すごくワクワクしたし、頭にいろんなイメージが広がった。MIDIでアレンジしだしたら、遊び過ぎて今度は弾けなくなったので、少し修正しました」とZEROは笑う。TSUKASAはRickyの歌声を想定しながら、もともとゆったりとした響きだったAメロを、「もう少しスピード感を出したいと思って16ビートにしてみた」そうで、その発想が曲の疾走感にうまくつながっている。
カップリングの「PRISONER」と「声なきスマイル」も表題曲と同じ時期に書いたそうだが、雰囲気はまるで異なり、「たった3曲なのに、マイフォのなんでもあり感がうまく表せた」とZERO。「キャッチーな表題曲と、“PRISONER”のようなドスのきいた遊びテイストが入った曲、そしてバラードで、それぞれ声を使い分けた」とRickyは言う。「“声なきスマイル”はいわばデジロックの反動で生まれたんです。ZEROとTSUKASAが得意とする曲ではないはずなのに、ベースラインもドラムもカッコよく仕上がってきて、メンバーの適応力のすごさを痛感した」とkazuya。SHUN.には普通のバラードに終わらせたくないという思いがあったそうで、「7弦の低い音や音圧を意識したので、いい感じのロックバラードになった」と笑顔を見せる。また、1stアルバム収録曲を“この先ずっと…~Ballad version~”に昇華させているのも興味深い。定番曲を別ヴァージョンで発表する試みを前からやってみたかったらしく、消費音楽の時代にあって、1曲、1曲を大切にしたいという思いが根底にあるという。
7月31日の東京公演を皮切りに、横浜、柏、名古屋、大阪を巡り、結成3周年の8月24日に東京Shibuya WWWでファイナルを迎える<3rd Anniversary Tour 2014 PARASITIC EMOTION>の開催も迫ってきた。「倒すべき敵はまだまだいるし、もっとレベルアップできるはず」とRickyは挑戦的だ。「前回はレベル50でボスを倒しちゃったけど、今度はレベル90まで上げてボスを倒す感じ」とZEROも口並みを揃える。「前回はイベント的なゲームであり、遊びだったけど、今回は音楽自体でとことん遊びを追求したい」とSHUN.も意欲をみせる。そんな中、「前回は東京だけでしたけど、今回は地方のみんなにも会いにいけるのが、なによりもうれしいですね」とTSUKASA。「2013年とはまったく違うバンドに成長できたし、エンタテイメント性が増したかな。あと2014年最初で最後のワンマンでのツアーになりそうなので、たくさんの人たちに来ていただいて楽しんでもらいたい」とkazuyaが締めくくる。テーマこそ設けられていないが、戦隊ヒーローのようにシルバー、ピンク、青、紫、黄色と、各メンバーをカラーで表現している、新しい衣装を見るのを楽しみにしているファンも多いはず。挑戦の手を緩めないTHE MICRO HEAD 4N'Sから目が離せない夏になりそうだ。
文●権田アスカ
<3rd Anniversary Tour2014 PARASITIC EMOTION>
2014.7.31. THU ZERO誕生日
高田馬場AREA OPEN 18:30 / START 19:00
2014.8.3. SUN
横浜BAYSIS OPEN 17:30 / START 18:00
2014.8.9. SAT
柏Thumb Up OPEN 17:30 / START 18:00
2014.8.16. SAT
名古屋UP SET OPEN 17:30 / START 18:00
2014.8.17. SUN
OSAKA MUSE OPEN 17:30 / START 18:00
TOUR FINAL THE MICRO HEAD 4N’S 3周年!!!
2014.8.24. SUN
Shibuya WWW OPEN17:30 START 18:00
2ndシングル「PARASITIC EMOTION」
7月30日(水)発売決定
各1500円+税
Aパターン
M-1 PARASITIC EMOTION
M-2 Prisoner
M-3声なきスマイル
Bパターン
M-1 PARASITIC EMOTION
M-2Prisoner
M-3 この先ずっと…~Ballad version~
◆THE MICRO HEAD 4N'S オフィシャルサイト
この記事の関連情報
THE MICRO HEAD 4N'S、新曲が中京テレビ『オドぜひ!』エンディング曲に+MV公開
MUCC逹瑯とNoGoD団長がMCの配信番組『いじくりROCKS!』、51回目のゲストはTHE MICRO HEAD 4N'S
wyse25周年イベント<ROCK BATTLE>、FANTASTIC◇CIRCUS、fuzzy knot、中島卓偉、石月努、THE MICRO HEAD 4N'Sを迎えて4days開催
THE MICRO HEAD 4N'S × defspiral、5年ぶりカップリングツアーを7月より開催
FANTASTIC◇CIRCUS、全9公演の全国ツアー<THE END OF 30th BOYS>を2023年春開催「自分たちの存在理由を今」
THE MICRO HEAD 4N'S、第4期初アルバムの配信スタート「この日を待っていました」
【インタビュー】THE MICRO HEAD 4N'S、新ボーカルを迎えて第四期本格始動「今ならもっとすごいものができる」
THE MICRO HEAD 4N'S、第4期初ライブを生配信「復活の瞬間をともに過ごせたら」
FANTASTIC◇CIRCUS、「火の鳥 2022」MVフルVer.+「キミガイタセカイ」映像公開