荻野目洋子、30周年記念アルバムには「ダンシング・ヒーロー」新MVも収録

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1984年4月の歌手デビューから、「ダンシング・ヒーロー」「六本木純情派」「コーヒー・ルンバ」など数々のヒットを放ってきた荻野目洋子が、デビュー30周年を記念したアルバム『ディア・ポップシンガー』をリリースする。

結婚・出産を経て、近年は子育てを優先しつつ、音楽番組やライブイベントにも精力的に出演している荻野目。2013年12月の『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)では、シークレット・ゲストとして「ダンシング・ヒーロー」を披露。放送後には、音楽配信サイト(歌謡曲・演歌部門)で月間1位を獲得するなど、今なおそのパフォーマンスは、幅広い層を魅了し続けている。

そんな荻野目洋子のデビュー30周年を記念したアルバム『ディア・ポップシンガー』は、8月20日にリリース。前作『Songs&Voices』から4年9ヶ月ぶりとなるニューアルバムには、自身の代表曲の新録バージョンのほか、1980年代に世界的なヒットを記録した洋楽の日本語カバー、さらにオリジナル曲としては1999年発表の「Feeling」以来、15年ぶりとなる新曲「キミとタイムマシン」(作詞:荻野目洋子)など全12曲を収録。おなじみのヒットナンバーばかりで構成されたラインナップで、1987年の年間アルバムランキング1位を獲得した『ノン・ストッパー』(86年12月発売)の21世紀版といえる内容だという。

30周年という節目を迎えた荻野目は子育てが一段落したこともあり、本作を本格的再始動の第1弾と位置づけ、洋楽カバーの選曲だけでなく、日本語詞もすべて自身が手がけている。

なお、ジャケット写真を撮影したのはレスリー・キー。シンガポールに在住していた頃から彼は荻野目の大ファンということで、今回、レスリーにとっても待望のコラボが実現した。

また、本作の限定盤DVDには、彼女の代表曲「ダンシング・ヒーロー」のニュー・ダンス・バージョンのミュージックビデオも収録。視聴用映像も公開となっている。

荻野目洋子は、10月16日には単独ライブとしては8年ぶりとなる30周年記念コンサートを開催する。

「子育てでお休みしていた時期もありますが、こうして歌う機会に恵まれて30周年を迎えられたのはとても幸せなことだと感謝しています。今回収録した洋楽カヴァーは私の声で歌ったときに弾けられそうな雰囲気の曲を選びました。80年代のヒットソングが中心ですので、同世代の方なら耳に馴染んだ曲ばかりだと思います。様々なシーンで楽しみながら聴いていただけたら嬉しいです!」── 荻野目洋子

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