クイーン「アダム・ランバートは自分なりのやり方でパフォーマンスしている」
現在北米ツアー中のクイーン+アダム・ランバートが、ブライアン・メイがアダムは模倣者ではなく、独自の方法でクイーンの曲をパフォーマンスしていると話した。
◆クイーン+アダム・ランバート画像
ブライアン・メイは『Oakland Press』紙のインタビューで、アダムをこう称賛した。「アダムの素晴らしいところのひとつは、彼は決して模倣者ではない。曲に対し自分なりのやり方を見出している。それこそ、僕らが望んでいることなんだ。僕らは、自分達の音楽は生き生きとし、危険で変化することにオープンでいて欲しいんだ。フレディはとくに、物ごとが同じように再生されるのを嫌っただろう。僕らは別の場所へ持って行く。それが楽しみなんだ。もし、新しい領域に踏み込めないって思うなら、やらないよ」
ブライアン・メイはまた、フレディ・マーキュリーがいないのだからライブはやるべきではないとの批判にこう応えた。「クイーンの音楽を聴きたいと思う人達がいる。ロジャーと僕にプレイして欲しいって思う人達がいて、僕らはプレイするのが大好きなんだ。ロジャーも僕も何が何でもツアーをやらなくてはって思ってるわけじゃない。年中、シンガーを探しているわけじゃないんだ。今回は自然な流れでアダムとできた。しっくりこなかったり不自然に感じていたら、やっていない。だから、このチャンスに巡り合えてよかったよ。ラッキーなことに僕らはまだ生きている。ツアーに出てもう一度舞台に立てるほど元気だ」
クイーン+アダム・ランバートの北米ツアーは7月28日に終了。その後、<Summer Sonic 2014>で待望の来日を果たす。
Ako Suzuki, London
この記事の関連情報
クイーン『伝説の証 - ロック・モントリオール1981』、5月10日に発売決定
【ライブレポート】クイーン+アダム・ランバートのライブに見る、歴史と現在の先にあるもの
【ライブレポート】クイーン+アダム・ランバートによる壮大なロック美学
クイーンのトリビュートバンド・GOD SAVE THE QUEEN、5月にジャパンツアー
GLAY、クイーンのドームツアー札幌公演にスペシャルゲストで出演決定
トニー・アイオミとブライアン・メイ、「Paranoid」をジャム
『第74回NHK紅白歌合戦』曲目が決定
ポール・ロジャース「フレディ・マーキュリーの代わり、簡単ではなかった」
ブライアン・メイ、フレディ・マーキュリーの遺品オークション「悲し過ぎて見られない」