NIKIIE、全編録音OKのツアー完走。「これが音楽をやっている理由なんだ」
NIKIIEが、7月13日に東京キネマ倶楽部にてツアー<NIKIIE LIVE TOUR 2014“Pianism”>のファイナル公演を実施した。
◆NIKIIE 画像
今回のツアーは、5月21日にリリースされた3rdアルバム『Pianism』のリリースを記念して開催されたもの。NIKIIEはデビュー後初の試みとして、全公演を自身の声とグランドピアノのみの編成で展開したほか、「きちんとバンドアレンジされたCDの音源と、ピアノと自分だけで奏でるライブの音源が、本質的には実は等質の表現なのだと、確認してほしかった」という想いのもと、録音フリー、アンコールでは撮影フリーという試みにも挑戦した。
ツアーファイナルとなったこの日は、スペシャルゲストとしてNIKIIEの楽曲アレンジを手掛けている中島ノブユキが参加。トイピアノやオルガンなど多彩な音色を用いてNIKIIEの音世界を拡げていった。また、『Pianism』収録曲の「UNCONTROL」にコーラスとして参加した指田郁也もステージに登場し、同曲と指田の1stアルバム『しろくろ』に収録されている「上り電車」を連弾しながら歌い上げた。
MCでは指田が「上り電車」の曲紹介をする際に「もともと鉄道マニアで」と話し出すと、NIKIIEも「私も実は巨像マニアで。街並みから突然でてくるあの違和感がたまらない、この感じわからないですか?」と自身のマニアックな嗜好を告白。指田からあっさりと拒絶されてしょげるNIKIIEだったが、「会場のみんなと僕に一体感が生まれたよ」と返されフロアを大いに和ませた。
元々ZIP-FMのレギュラー番組に互いにゲスト出演し合ったことをきっかけに知り合ったNIKIIEと指田。不思議なトークのテンションで会場の笑いを誘いつつも、初の共演とは思えない息のあった演奏とハーモニーを届けていく。
ハウステンボスCMソングとなった「Reborn」で会場全体に合唱を生み出した後に本編が終了。アンコールではみんなが思い思いにシャッターを切り写真や動画を撮影するなか、NIKIIEは撮影しやすいようポーズをとるなどのサービスっぷりを見せ、オーディエンスの盛り上がりは最高潮に。
「『Pianism』を作りきれて、NIKIIEとして作品を残すことができてよかった。これが音楽をやっている理由なんだと感じられるツアーができました。ありがとうございました。」とMCで観客に伝えたNIKIIE。アンコールラストでは「A White Secret」を披露し、原点である弾き語りで展開したツアーのフィナーレを迎えた。
■ライブ情報
<NIKIIE LIVE TOUR 2014“Pianism” ~after party~>
2014年7月19日(土) 茨城club SONIC mito
OPEN 17:30/START 18:00
オープニングアクト:あすか
URL:http://www.sonic-project.com/mitohp/top.html
※本公演では、録音・撮影は禁止となります。
■イベント情報
音霊 OTODAMA SEA STUDIO 2014<笑って、歌って、恋をして>
2014年8月4日(月) 音霊 OTODAMA SEA STUDIO
OPEN 15:15/START 15:45
出演:井手綾香/熊木杏里/NIKIIE/半崎美子/山崎あおい
オープニングアクト:saku
URL:http://www.otodama-beach.com
<RADIO BERRY ベリテンライブ 2014 ~宇都宮ESPRIT~>
2014年8月23日(土) 宇都宮ESPRIT
OPEN 17:30/START 18:00
出演:おおたえみり/南壽あさ子/NIKIIE
URL:http://www.berry.co.jp/berryten-2014/
◆NIKIIE オフィシャルサイト
◆NIKIIE レーベルサイト
この記事の関連情報
NIKIIE、色とりどりの「Colourful」MV&レコーディング風景公開
NIKIIE、1年4ヶ月ぶりとなる3rdアルバム『Pianism』詳細発表
井手綾香<ふたりらいぶ ふたりらいふ その(2)>対バン相手はRihwa、NIKIIE、赤い靴
NIKIIE、2ndフルアルバム『Equal』全容発表
NIKIIE、初のオールスタンディングツアー追加公演決定
27年ぶり「ルパン三世」TVシリーズのエンディング、NIKIIEの新曲に決定
NIKIIE、待望の1stアルバム・インタヴュー公開
東日本大震災の支援チャリティー番組「MTV MUSIC OF HOPE LIVE 04.28.11」放送決定
<TOKIO HOT 100 AWARD>、Superfly、JUJU、EXILE、秦 基博、シャリースが受賞