ザ・ローリング・ストーンズ、モンティ・パイソンの寸劇に出演

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ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーとチャーリー・ワッツが、復活した英国の伝説のコメディ・グループ、モンティ・パイソンのライブ・ショウを宣伝する寸劇に出演した。

◆ザ・ローリング・ストーンズ画像

モンティ・パイソンがロンドンのO2アリーナで10公演を開くことを知ったジャガーが「モンティ・パイソン? まだやってるのか?」「誰がまた観たいっていうわけ? 1960年代は面白かったけど」「皴だらけの年寄りが第2の青春を謳歌して金儲けしようってわけだろ。一番良かったやつは何年も前に死んでるじゃないか。まあ、1970年代は素晴らしかったよ。最高に面白かった。でも、俺たち、もう全部見てるじゃないか。YouTubeに出てるだろ」などと不平不満を漏らすという内容。

ミックはその後、「明日の夜の予定は?」との問いに「Let's Spend The Night Together」「Get Off Of My Cloud」「(I Can't Get No) Satisfaction」などストーンズの曲名を交えて返答。最後に「Dead Parrot Sketch(モンティ・パイソンの有名なスケッチ)は?」と訊かれると、満足そうに「ああ、Dead Parrot Sketchだ」と答える。

チャーリーに台詞はないが、その表情はお見逃しなく。

リユニオンしたモンティ・パイソンは当初、7月1日に1回きりの公演を開くはずだったが、2万枚のチケットが43秒で売り切れたため、9公演の追加を発表した。モンティ・パイソンがライブ・ショウを行うのは1980年以来となる。

メンバーの1人、エリック・アイドルは公演を発表した際、チケットの額(26.50~95ポンド)について「ストーンズより300ポンドしか安くない」と冗談を飛ばしていた。


Ako Suzuki, London
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