ローランドからグランドピアノの立体的な音の響きもヘッドホンで再現する電子ピアノ入門モデル「F-130R」＆「RP401R」

ローランドは、電子ピアノの入門モデル「F-130R」と「RP401R」を6月14日より発売する。

◆「F-130R」「RP401R」～拡大画像～

今回ピアノ練習の入門用モデルとして登場したのは、奥行き約30cmの薄型でモダンなデザインの「F-130R」と、ピアノらしさを追求した「RP401R」の2機種。カラーラインナップは、「F-130R」がホワイトと黒木目調仕上げ、「RP401R」がローズウッド調仕上げとライトウォールナット調仕上げ。

ピアノの上達に必要な「音」と「弾き心地」にこだわり、表現力の高いピアノ音色と新型鍵盤を採用。音色は、上位機種に搭載されているローランド独自の「スーパーナチュラル・ピアノ音源」。グランドピアノの特性を徹底追及し、鍵盤ひとつひとつの音色や響きの違いも表現。なめらかで表情豊かな演奏が可能だ。一方、鍵盤には、グランドピアノ特有の弾き心地を再現した、新型の「PHA-4スタンダード鍵盤（エスケープメント付き、象牙調）」を搭載（エスケープメント＝鍵盤をゆっくり押さえたときに感じるアコースティック・ピアノ特有の手ごたえ）。従来比100倍以上の高精細なセンサー方式の採用により、弾き方による微妙な違いも音として忠実に再現する。

専用設計の音響システムの搭載にも注目。ピアノ本来の豊かな響きや音の粒立ち、伸びやかな低音を再現するために、音響システム（アンプ＋スピーカー）を「F-130R」「RP401R」専用に設計。コンパクトなスピーカーながらも大音量、高音質を実現している。さらに、入門用機種としては初めて、ヘッドホン使用時にグランドピアノの立体的な音の広がりを再現する「ヘッドホン・3D・アンビエンス」を搭載。長時間の練習でも耳が疲れにくく、奥行きのある心地よい音で演奏できる。

また、ポップスやジャズ、ロックなど幅広いジャンルをカバーする72種類の自動伴奏機能や、クラシックの名曲を中心に、バイエルやブルグミュラーの練習曲など合計200曲の内蔵曲も用意。子供から大人まで、お手本として聴くほか、片手ずつの練習をするなど、レッスンでも幅広く活用できる。さらにメトロノームや録音機能など、ピアノレッスンに便利な機能も充実している。

弾く楽しみを広げる専用のiPad/iPhoneの存在も特徴の1つ。内蔵曲の譜面表示や音当あてゲームができる「ピアノ・パートナー」、最新の音楽曲データを購入し、ピアノ本体に転送する「ローランド・ミュージックデータ・ブラウザー」などが用意される（iPad/iPhone とピアノ本体を無線接続する場合は、別売のUSB アダプター「WNA1100-RL」が必要）。専用アプリは、App Store から無料でダウンロード可能だ。

蓋を閉めるとフラットになる「F-130R」は、細部の色を本体と同色で統一するなど、インテリアに溶け込むデザインにこだわっている。さらに、傷が付きにくく汚れも落ちやすい表面仕上げを施している。

また、子供のピアノレッスンや家族での使用をイメージした「RP401R」は、ピアノらしいデザインを採用し、高低自在椅子や楽譜集も付属。用途やお部屋の雰囲気に合わせて選択が可能だ。ペダル踏み込みのタイミングや深さで変化する、音の余韻と広がりを再現した「プログレッシブ・ダンパー・アクション」も「RP401R」のみの搭載。ピアノの上達に必要な繊細なペダル表現を可能にしている。

◆F-130R
価格：オープン
◆RP401R
価格：オープン
発売日：2014年6月14日


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