葉加瀬太郎、世界文化遺産の上賀茂神社で能楽師・梅若玄祥と一夜限りの奇跡の競演

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2013年、“NIPPONの誇る魂を音楽を込めて心突き刺す叫びを世界に発信!”をキーワードに、アルバム『JAPONISM(ジャポニズム)』を発売し、ワールドツアーを成功させた葉加瀬太郎が、能楽師の梅若玄祥と初めて能楽コラボを実現。世界文化遺産である京都・上賀茂神社でコンサートが行われた。

◆葉加瀬太郎×梅若玄祥~拡大画像~

当日は、2,000人を超える観客が詰めかけ、一時は当日券を買い求める人達で長蛇の列ができ開場時間が遅れる場面もあったが、定刻になると梅若玄祥の能「翁」からライブは厳かにスタートした。

J.S.バッハの「シャコンヌ」は葉加瀬太郎のヴァイオリン1本と梅若玄祥の能での体当りコラボ。神聖な空気が会場全体を包む。観客は葉加瀬、梅若の一挙手一投足を見逃すまいとも言える熱い視線を2人に注いでいた。

休憩を挟んだ後、葉加瀬の代表曲が数曲。中でも「情熱大陸」が流れると観客は、いつもの様にスタンディングで踊り始める一場面も。

そしてクライマックスは、このライブ名にもされている組曲「JAKUMAKU」。壮大なスケール感を感じさせてくれる音楽とダンサーによるダンスに、まるで神が下りてきたかもと感じさせる葉加瀬、梅若の凛としつつも朗々とした演奏と能の舞のパフォーマンスがとりおこなわれた。

コンサートを終えて、葉加瀬は「新しい挑戦も色々でき充実した公演だった。いつもと趣きの違うもので、少々びっくりしたお客様もいらっしゃったかもしれませんが、素晴らしい出逢いに心から感謝するとともに、今回の作品が沢山の人々に愛されたら嬉しいです」と語った。

企画プロデュースを手がけた西尾智子氏は「4年がかりで実現できて、本当に嬉しい。葉加瀬さんも梅若さんも素晴らしいハートと想像力を持った方。能を舞ってる梅若さんにもヴァイオリンを弾いてる葉加瀬さんにも神が下りて来たのを感じた素晴らしい公演だったと思います。今まで色んなプロデュースを手がけてきましたが今回、本当に上賀茂神社で実現できたことに満足しています」と大満足の様子。

なお、このライブの模様は、7月6日(日)21時よりBS朝日で特別番組『ザ・プレミアムステージ 葉加瀬太郎×梅若玄祥 神に選ばれし表現者(アーティスト)たち~古都京都に舞う・一夜限りの奇跡の競演~(仮)』として放送される。

【演目】
◆能「翁」
翁:梅若 玄祥
笛:森田 保美 小鼓:大倉 源次郎 地謡:山崎 正道 味方 團 川口 晃平 井上 和幸
◆J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV1004 より「シャコンヌ」
葉加瀬太郎×梅若玄祥
◆葉加瀬太郎
Vc:柏木 広樹 Gt:田中 義人 pf:光田 健一 Bs:一本 茂樹 Perc:仙道 さおり
◆組曲「JAKMAK」
葉加瀬太郎×梅若玄祥
Dancer 山根 海音 花岡 麻里名 飯田 利奈子 渡邉 はるか 三崎 彩 佐藤 絢音
Vc:柏木 広樹 Vla:島岡 智子 Gt:田中 義人 Perc:仙道 さおり
Bs:一本 茂樹 Key:光田 健一 Mp:八巻 誠

公演日:2014年5月24日(土) 開場18時 開演19時
会場:世界文化遺産登録 京都 上賀茂神社(賀茂別雷神社)
第四十二回 賀茂別雷神社式年遷宮奉賛
世界遺産で舞い奏でる
葉加瀬太郎×梅若玄祥
-初演 組曲 JAKUMAK(ジャクマク)-


◆葉加瀬太郎オフィシャルサイト
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