加山雄三、『若大将EXPO』開催発表。2014年の夏は若大将が東京を席巻

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4月11日に77歳(喜寿)を迎えた加山雄三が、誕生日当日にBunkamuraオーチャードホールにて開催された自身のホールコンサートツアー<加山雄三53rdホールコンサートツアー“MESSAGE”Tour Final 77candle Birthday公演>にて、『若大将EXPO~夢に向かって いま~』の開催を発表した。

◆<加山雄三53rdホールコンサートツアー“MESSAGE”Tour Final 77candle Birthday公演>画像

『若大将EXPO~夢に向かって いま~』は、8月23日に開催される日本武道館単独公演をメイン会場として、EX THEATER ROPPONGIでの<若大将オヤジバンドコンテスト~目指せ!日本武道館~>、神保町シアターでの<加山雄三映画祭>、日本橋高島屋での<加山雄三ミュージアムinTOKYO>といった、加山雄三にちなんだ企画が都内各所で同時に開催される、というものだ(詳細はオフィシャルサイトにて)。

またこの日は、2013年9月のハーモニーホール座間を皮切りに全国13ヶ所13公演で行なわれた<加山雄三53rdホールコンサートツアー“MESSAGE”>のファイナル。オフィシャルレポートをお届けしよう。

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ファイナルとなったこの日、加山雄三の誕生日という事も重なり、満員となったBunkamuraオーチャードホールは熱気に包まれる中、開演。加山雄三が登場し、「今日はメッセージツアーの千秋楽です! ありがとう!」という声に会場中から歓声が溢れた。

「旅人よ」から開始したコンサート。1曲目が終了すると、演奏が突然バースデーソングに変わるといった、サプライズで誕生日のお祝いがされた。大きな花束を受け取った加山雄三は、「7並びというおめでたい数字と言われており、最近うちにきた猫もラッキーとハッピーと名付けた。」と観客の笑いを誘った。

前半戦は「もしもピアノが弾けたなら」「青葉城恋唄」「少年時代」「サライ」など最新アルバム『MESSAGE~加山雄三 J-Standardを歌う~』に収録された日本のJ-STANDARDの楽曲を披露。休憩を挟み、後半戦は加山雄三ヒット曲メドレーでスタート。「夜空の星」「ブラック・サンド・ビーチ」「お嫁においで」などのがメドレーで披露された。そしてアンコールでは、「スーダラ節」「座・ロンリーハーツ親父バンド」を披露したのち、加山雄三から『若大将EXPO~夢に向かって いま~』の開催が発表され、そのテーマソングで4月9日に発売したばかりの新曲「Dreamer~夢に向かって いま~」が初披露されると、会場内は総立ちとなった。そのまま最後の曲「君といつまでも」が披露され、コンサートは幕を閉じた。

4月9日にニューシングル「Dreamer~夢に向かって 今~」をリリースしたばかりの加山雄三。このシングルは、『若大将EXPO~夢に向かって いま~』のテーマソングとしてEXPO内の各所でオンエアされる。77歳を迎えて単独武道館公演も決定し、3年前に打ち立てた自身の最年長記録を更新。日本武道館公演は、デビューから15年目、20年目、25年目、50年目、52年目の公演に続き、3年ぶり6回目の公演となる。

しかし加山雄三。彼はやはり“永遠の若大将”なのである。

■ 加山雄三53rdホールコンサートツアー“MESSAGE”セットリスト
M01.旅人よ
M02.もしもピアノが弾けたなら
M03.青葉城恋唄
M04.少年時代
M05.熱き心に
M06.ランナ・ウェイ
M07.また逢う日まで
M08.倖せはここに
M09.いつまでもいつまでも
M10.ぼくの妹に
M11.サライ
M12.生きるものの歌
M13.ヒット曲メドレー#1(「恋は紅いバラ」~「夜空の星」~「ブラック・サンド・ビーチ」~「白い砂の少女」~「夕陽は紅く」~「蒼い星くず」)
M14. ヒット曲メドレー#2(「夜空を仰いで」~「まだ見ぬ恋人」~「ある日渚に」~「幻のアマリリア」~「美しいヴィーナス」~「お嫁においで」)
M15.光進丸
M16.地球をセーリング
M17.海 その愛

EC1.スーダラ節
EC2.座・ロンリーハーツ親父バンド
EC3. Dreamer~夢に向かって いま~
EC4.君といつまでも



◆『若大将EXPO~夢に向かって いま~』特設サイト
◆BARKSライブレポート
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