アイドル全盛の今に斬りかかる、1980年代アイドル秘伝の宝刀

ポスト

2014年、アイドル真っ盛りの世の中だが、よく考えれば、形は変われど昔からアイドルは常にシーンのトップを牽引していた。ドラマ「あまちゃん」の影響もあり、1980年代女性アイドルの魅力が再び脚光をあび、歌番組で当時の彼女たちの歌う姿を目にすることも明らかに増えている。

◆『アイドル・ムービー・ヒッツ』『アイドル・ドラマ・ヒッツ』画像

そして今、テーマを絞り、よりディープに掘り下げたアイドル・コンピが3月19日に2枚同時発売となる。女性アイドルが歌う1980年代邦画の主題歌&挿入歌、イメージソングをコンパイルした『アイドル・ムービー・ヒッツ』、そして1980年代テレビドラマの主題歌&挿入歌をコンパイルした『アイドル・ドラマ・ヒッツ』の2タイトルだ。

『アイドル・ムービー・ヒッツ』には、松田聖子主演『プルメリアの伝説』主題歌で、自身が歌った「天国のキッス」や、南野陽子主演『はいからさんが通る』の同名主題歌を始め、浅香 唯、本田美奈子、原田知世、安田成美、富田靖子などキラキラ光りまくる全18曲を収録。

『アイドル・ドラマ・ヒッツ』には、宮本輝の青春小説をドラマ化、石黒賢と二谷友里恵の主演が話題を呼んだ『青が散る』の主題歌で、松田聖子が歌う「蒼いフォトグラフ」や、松本伊代主演の『私は負けない!-ガンと闘う少女-』の自身が歌う主題歌「時に愛は」。そして斉藤由貴主演の『スケバン刑事』主題歌「白い炎」など、こちらのセレクトも秘孔をズバッと突いてくる。

スクリーンやブラウン管の中に恋していた甘酸っぱいあの頃を思い出す必殺ツールとしても魅力だが、今を生きる若い世代にも、純度高いアイドルの秘宝を堪能いただければ最高だ。

◆『アイドル・ムービー・ヒッツ』『アイドル・ドラマ・ヒッツ』スペシャルページ
この記事をポスト

この記事の関連情報