クイーン、「昨日レコーディングしたかのよう」

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クイーンのブライアン・メイが、最近発見したという故フレディ・マーキュリーのボーカルが入った楽曲について語った。フレディの声はまるで昨日録音したかのごとく、生き生きとしているという。

◆クイーン画像

彼はVH1 Radio Networkのインタビューでこう話した。「何曲か見つけたんだ。引き出しの中に紛れ込んでいたっていうか、僕ら、見過ごしてたんだね。そう、2曲、3曲、4~5曲あるよ。わかんないけどね。アルバムになるほどではない。でも、重要な素材だよ。フレディの声が生き生きとしていてフレッシュで、まるで昨日レコーディングされたみたいなんだ。僕らにとって発見の旅だったね。『Made In Heaven』以降、もうクイーンの曲はないと思ってたから。楽しみにしてていいよ」

それだけでフル・アルバムにならないのであれば、この夏ツアーに参加するアダム・ランバートと何曲かレコーディングしアルバムを完成するなんてことは考えられないかとの質問に、メイは「そうだな…、どんなことだってあり得るよ(笑)」「まあ、わからないね、どうなるかはわからない」と、ロジャー・テイラーは「道理に合う。そうするのはすごく理に適っているよ。どうなるかわからないけど」と答えた。

ブライアン・メイは2014年の初め、「今日はスタジオで素晴らしい1日を過ごしたんだ。それにすごいニュースもあったんだよ。クイーン・マジックが起こったとしか思えないね…この身に感じられるんだ。まだ隠しておかなきゃいけないのがイヤだけど、今はもう少し秘密にしておくよ。その曲はフレディ、ジョン、ロジャー、それに僕の4人が揃っているものなんだ。でもこれまでその存在を忘れていたんだよ」「とっても新鮮なサウンドだね。感極まってしまったよ。アラいテイクがあったり、議論やケンカなんかも録音されていて、その後にはとても良いテイクが録れているんだ。いよいよ日の目を見ることになりそうだね。すごい手応えを感じるよ。またエネルギーが蘇る感じさ」とブログに記していた。

しかし、日の目を見るのはもうちょっと先になりそうだ。クイーンはこの夏、アダム・ランバートをフロントマンに迎え、北米ツアーを行うことを発表している。

Ako Suzuki, London

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