beyerdynamicからテスラドライバー搭載ヘッドホン「T 51 p」登場、「DT 1350」のコイルケーブル版や「DT 770 PRO」のポータブル向けモデルも
ティアックは、独beyerdynamic(ベイヤーダイナミック)社のプレミアムポータブルヘッドホン「T 51 p」、テスラドライバー搭載オンイヤーモニターヘッドホン「DT 1350 CC」、プロフェッショナルモニターヘッドホン「DT 770 PRO 32」の3モデルを3月下旬より発売する。
■T 51 p
「T 51 p」は、テスラドライバーの高音質を持ち出して楽しめる密閉型ヘッドホン。EISA Award 2011のモバイルヘッドホンカテゴリーでベストプロダクト賞、What Hi-Fi 2012ではベストオンイヤーカテゴリー賞、国内のビジュアルグランプリではオーバーヘッド型ヘッドホン(1万円以上3万円未満)でVGP2013を受賞するなど、数々の賞を受賞した、「T 50 p」にさらなる改良を加えたモデルだ。
「T 51 p」の設計において焦点となったのは「T 50 p」と同様、他のヘッドホンに負けることのない優れたサウンドクオリティを届けることだった。「T 51 p」は改良されたテスラドライバーを搭載し、装着したその瞬間からテスラサウンドを楽しむことができる。
特徴ともいえる深い低域のレスポンスと澄み切ったクリアな高音域は、低歪率かつ高能率のテスラドライバーならではのサウンド。さらに、小音量時でも、全域にわたってクリアで力強いサウンドを鳴らすことが可能だ。
また、新たに採用されたソフトシンセティックレザーと低反発クッションにより、より快適な装着感と高い遮音性を実現。ケーブルもより丈夫でしなやかなシルクタッチケーブルを採用し、タッチノイズを軽減している。
おもな仕様は、形式はダイナミック・密閉型、周波数特性 10Hz~23,000Hz、感度(SPL) 111dB、インピーダンス 32Ω、許容入力 100mW、歪率 0.2%未満、ヘッドバンド側圧 約2.5N。ケーブルは両出し/1.2m/ストレートで、3.5mmステレオミニプラグ仕様。質量は174g(ケーブル含まず)。
<おもな特徴>
・ポータブルユースに最適
・遮音性の高い密閉型ハウジング
・新開発の32Ωテスラドライバー搭載
・イヤーパッドに肌触りの良いシンセティックレザーと低反発クッションを採用
・イヤーカップやヘッドバンドにメタルパーツを採用
・収納の際に便利な前後90 度回転式イヤーカップ
・キャリングケース、6.3mm ステレオ標準プラグアダプター、航空機内オーディオ用変換プラグ付属
■DT 1350 CC
コンパクトなハウジングにテスラドライバーを搭載したミュージシャンに最適なポータブルモニターヘッドホン。プロフェッショナルユースに最適なテスラドライバー搭載モニターヘッドホン「DT 1350」のコイルケーブルバージョンとなるモデルだ。
すでに発売中の「DT 1350」では、ハイエンドオーディオヘッドホン「T 1」や「T 5 p」に採用され好評を博しているテスラテクノロジーが採用されている。従来のヘッドホンでは成し得なかった高いドライブ能力が、大音量においても低歪み、高解像かつ音の分離に優れたバランスの良いサウンドを実現している。
新登場の「DT 1350 CC」は、スタジオ作業に適したコイルケーブル仕様。コイルケーブルは径の小さなミニコイルとなっており、取り回しが容易になっている。さらに、ヘッドバンド、イヤーパッド、イヤーカップに改良が施され、装着感と耐久性が向上しているのも見逃せない。
新たに採用されたヘッドバンドは、快適な装着感が得られるようになった他、交換が可能に。また、イヤーパッドもサイズが大きくなり、レコーディングなど長時間にわたり高い遮音性が求められる現場でも快適に使用できる。さらに、イヤーカップもデザインが見直され、プロの現場にふさわしいより堅牢なルックスになっている。
形式はダイナミック・密閉型で、周波数特性 5Hz~23,000Hz、感度(SPL) 109dB、インピーダンス 80Ω、許容入力 100mW、歪率 0.2%未満、ヘッドバンド側圧 約5.5N。ケーブルは片出し/3.0m/コイルで、3.5mmステレオミニプラグ仕様。質量は174g(ケーブル含まず)。
<おもな特徴>
・オンイヤー型
・メタルフレームを採用し、軽量さと堅牢さを両立
・高能率の80Ωテスラドライバー
・優れた遮音性能(23dBA)
・柔軟にフィットするスプリット式ヘッドバンド
・片耳モニター可能な前後90 度回転式のイヤーカップ
・片出し3.0m(引き伸ばし時)コイルケーブル
・キャリングケース、6.3mmステレオ標準プラグアダプター、航空機内オーディオ用変換プラグ付属
■DT 770 PRO 32
「DT 770 PRO 32」は、世界のレコーディングスタジオの音を、どこでも楽しむことができるヘッドホン。レコーディングスタジオや番組制作、放送の現場でのモニターに最適な広い音場と高い分解能を持つ密閉タイプのヘッドホン「DT 770 PRO」を、ポータブルでの使用に適した仕様としたモデルだ。
「DT 770 PRO」は、80年代から世界中のレコーディングスタジオで、数百万人にも及ぶエンジニアやミュージシャンに定番のモニターヘッドホンとして使い続けられているモデル。スムーズで正確な再現力を持つミキシングエンジニア用の250Ω(DT 770 PRO 250)、パワフルなサウンドを提供する演奏者用の80Ω仕様(DT 770 PRO 80)に加えて、新たにシリーズに追加されたのが、ポータブルでの使用に最適な32Ω仕様の「DT 770 PRO 32」となる。
イヤーパッドはソフトPVC製を採用し、遮音性が向上。また、ケーブルも片出し1.6mと短くなり、ポータブルでの使用に最適な長さになっている。
ダイナミック・密閉型で、周波数特性 5Hz~35,000Hz、感度(SPL) 96dB、インピーダンス 32Ω、許容入力 100mW、歪率 0.2%未満、ヘッドバンド側圧 約3.5N。ケーブルは片出し/1.6m/ストレートで、3.5mmステレオミニプラグ仕様。質量は270g(ケーブル含む)。
<おもな特徴>
・屋外でも使いやすい密閉型ヘッドホン
・密閉型でありながら広い音場を持つ設計
・低域の響きを高めるバスレフテクノロジー
・快適な装着感を提供する丈夫なアジャスタブルヘッドバンド
・交換可能なソフトPVCイヤーパッド
・片出し1.6mストレートケーブル
◆T 51 p
価格:オープン
◆DT 1350 CC
価格:オープン
◆DT 770 PRO 32
価格:オープン
発売日:2014年3月下旬
◆T 51 p 製品詳細ページ
◆DT 1350 CC 製品詳細ページ
◆DT 770 PRO 32 製品詳細ページ
◆ティアック
◆BARKS タスカムチャンネル
◆BARKS 楽器チャンネル
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