fhana、デジタル世界に彷徨う「kotonoha breakdown」の世界

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fhanaの「kotonoha breakdown」のミュージックビデオ公開された。

◆fhana画像

「kotonoha breakdown」は、fhanaがデビューする前、ユニットが結成されて一番最初に制作された楽曲だ。3.11以降にインターネット上で起きた出来事をモチーフに制作された楽曲で、当たり前のような日常が激変したことで、本来持っているはずの言葉の意味や力が、意図した相手に伝わらず思わぬ相手に伝わって大きく広がったり、間違って伝わってしまったり、失われてしまうことの儚さを表している。

できあがったミュージックビデオは、言葉・文字・図形譜をテーマにCGの有限性や限界線を意識したアニメーション表現で、MVや広告映像などを多く手がける映像作家の大橋史が楽曲の映像化に取り組んだもの。そこにfhana作品に縁の深いイラストレーター・ゆずさによるキャラクターが加わることで、エモーショナルでダイナミックな映像に仕上がっている。

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「kotonoha breakdown」はfhana結成後、最初に作った曲です。3.11後、SNS上では玉石混交の大量の情報が飛び交い、様々な立場の人々が全く理解し合わないまま互いに考えを主張し合っているような状況が続いていました。しかし、fhanaのメンバーを結びつけたのもまたSNSでした。そんな絶望と希望が入り混じった空気の中で作られたfhanaの最初の曲を、映像とともに今日この日に発表します。

佐藤純一(fhana)

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twitterのような、タイピングをするコミュニケーションに意識が集中すると、周りの景色が見えなくなる瞬間がある。そんな人の心理状態と3.11以降の切迫としたネットの空気感をモーショングラフィックスで表現しました。背景が文字に変容する瞬間と、可愛いキャラクターの仕草に注目していただけると嬉しいです。

大橋史

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fhana 4th single「いつかの、いくつかのきみとのせかい」
2014年4月30日発売
LACM-14228 1,300円



◆fhanaオフィシャルサイト
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