DIR EN GREY、武道館当日に嘘の化身が都内各所に出没
その唯一無二な音楽性とライブパフォーマンスで、日本のみならず世界中から共鳴され続けているバンド、DIR EN GREY。1月22日に発表した27枚目のシングル「SUSTAIN THE UNTRUTH」のジャケットで正体不明の宇宙人のように見える生物が不敵な表情で凝視している。彼の名は「嘘の化身」である。何者なのか、明らかにされていないが何処かの惑星に時空を超えて存在するイメージが「嘘の化身」だという。能面の様に怒っているのか、笑っているのか、悲しいのか人によって、その時の気分によって見え方が違ってくる「SUSTAIN THE UNTRUTH」(=嘘を継続する)
◆DIR EN GREY~拡大画像~
3月8日はDIR EN GREY武道館ライブ初日。これを記念してその「化身」が渋谷、新宿、原宿など都内各所に出没したという。ジャケットからそのままの姿で飛び出したその生物は「SUSTAIN THE UNTRUTH」(=嘘を継続する)というタイトルの通り、人間のエゴや社会の闇が生み出す嘘が具現化された「嘘の化身」。街を行き交う人々に「嘘をつき続けるのが人間と社会の本質」というメッセージをつきつけるかのように不気味にたたずんでいた。
その「化身」は武道館にも突如姿を現した。ライブ会場にいたファンからはジャケットから飛び出してきた化身に困惑しながらも、彼の周囲に殺到。DIR EN GREYらしい不気味なサプライズに、ファンは恐る恐る彼「嘘の化身」と写真を撮影したり触れ合ったりと「SUSTAIN THE UNTRUTH」の世界観をライブ前に堪能することになった。また、DIR EN GREYの世界観を表現するオブジェなどが展示されていた。
メジャーデビューから15年が経てもなお、ストイックな音楽への姿勢で絶えず進化し続けているDIR EN GREY。4月23日にはドキュメンタリー映像作品「TOUR 13 GHOUL」が発売される。さらに、2013年末にボーカル・京がソロプロジェクトとして始動させた新バンド「sukekiyo」が、4月30日に1stアルバム「IMMORTALIS」をリリースすることも決定した。
常に破壊と再構築、そして得体の知れない不気味な世界を作り出し続けるDIR EN GREYの音楽的メッセージは思想や観念さえも超越し続けている。
◆DIR EN GREYオフィシャルサイト
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