ザ・ビートルズ、コートに続き『Help』ピアノもオークションに
3月、ザ・ビートルズの「Can't Buy Me Love」50周年を記念し、同シングルが英国でリリースされた3月20日に彼らの地元リバプールで<The Beatles Collection>と題したオークションを開かれるが、すでに告知されたリンゴとジョージが映画『Help!(ヘルプ! 4人はアイドル)』で着用していたコートに加え、映画の中でジョンとポールがプレイしていたピアノも出品されることになった。
◆Omega Aucitonsサイト画像
ピアノはコート同様、『Help!』や『A Hard Day's Night(ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!』を監督したリチャード・レスターが所有するもの。レスターによると、ポールはこの1907年製のべヒシュタインのグランド・ピアノを使って「Yesterday」を作曲/ファインチューニングしていたそうだ。
レスターは「映画の撮影が終わりに近づいたとき、ポールは長いことこのピアノで曲を作っていて、“Yesterday”、もとはポールが“Scrambled Eggs”って呼んでた曲のファインチューニングをしてた。あまりにもそればかり弾いてるから、“いい加減にしないとピアノを取り上げるぞ”って脅したんだ。1965年夏にそれがリリースされたとき、ポールがレコードを送ってくれたんだけど、中に“ピアノ、取り上げられなくてよかった。この“Scrambled Eggs”なら気に入ってくれるといいんだけど!”ってメモが入っていた」と話している。
ピアノの落札予想価格は5万~7万ポンド(約850万~1200万円)。3月20日に開催されるオークションはネットで生中継され、世界中どこにいても落札できる。ピアノやコートをはじめ、200点以上のザ・ビートルズ・メモラビリアが出品し、サインが入っているわけではないが、「Magical Mystery Tour」のUK盤EPオリジナル(落札予想価格30~40ポンド)やパッケージにメンバーの写真がフィーチュアされた1960年代発売のストッキング(落札予想価格40~50ポンド)など手の届きそうな価格の品もそろっている。
詳しくはOmega Aucitonsのサイト(Omegaauctions.co.uk)まで。
Ako Suzuki, London
◆Omega Aucitonsサイト画像
ピアノはコート同様、『Help!』や『A Hard Day's Night(ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!』を監督したリチャード・レスターが所有するもの。レスターによると、ポールはこの1907年製のべヒシュタインのグランド・ピアノを使って「Yesterday」を作曲/ファインチューニングしていたそうだ。
レスターは「映画の撮影が終わりに近づいたとき、ポールは長いことこのピアノで曲を作っていて、“Yesterday”、もとはポールが“Scrambled Eggs”って呼んでた曲のファインチューニングをしてた。あまりにもそればかり弾いてるから、“いい加減にしないとピアノを取り上げるぞ”って脅したんだ。1965年夏にそれがリリースされたとき、ポールがレコードを送ってくれたんだけど、中に“ピアノ、取り上げられなくてよかった。この“Scrambled Eggs”なら気に入ってくれるといいんだけど!”ってメモが入っていた」と話している。
ピアノの落札予想価格は5万~7万ポンド(約850万~1200万円)。3月20日に開催されるオークションはネットで生中継され、世界中どこにいても落札できる。ピアノやコートをはじめ、200点以上のザ・ビートルズ・メモラビリアが出品し、サインが入っているわけではないが、「Magical Mystery Tour」のUK盤EPオリジナル(落札予想価格30~40ポンド)やパッケージにメンバーの写真がフィーチュアされた1960年代発売のストッキング(落札予想価格40~50ポンド)など手の届きそうな価格の品もそろっている。
詳しくはOmega Aucitonsのサイト(Omegaauctions.co.uk)まで。
Ako Suzuki, London
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