トーキョー・ポリス・クラブ、「音楽は誠実でなくてはならない」
トーキョー・ポリス・クラブが、自身4年ぶりとなるニューアルバム『フォースフィールド』を3月26日(水)にリリースする。
◆トーキョー・ポリス・クラブ 画像、PV映像、楽曲試聴
カナダ・オンタリオで2005年に結成されたトーキョー・ポリス・クラブは、デビュー・アルバム『Elephant Shell』を2008年にリリース、ウィーザーとのツアーも経験し、同作はデビューアルバムにして母国カナダではチャート10位、USチャートでは106位を記録した。その後もフォスター・ザ・ピープル等とツアーを行い、2010年リリースの2ndアルバム『Champ』はUSアルバムチャート56位ランクインと前作をはるかに上回る成長を遂げた。
「『フォースフィールド』の曲を書き始めた2011年の中頃から、本当にたくさんのトレンドがあったよ。僕らはそうしたトレンドが起こっては消えて行くか、もしくはより広がっていくのを見てきたんだ。だから僕らはもっと永遠に続くものを作りたい、と思うようになったんだ。で、エナジーとギター、そしてシンプルで直接的な曲に結局は戻っていったんだ。確かに何か新しい音楽を作らなくてはいけないというプレッシャーはあったよ。で、それを実現するにはどうしたらいいか、といった様々な意見もあった。けど、そうした雑音を僕らはブロックして、自分たちの本能に従うことにしたんだ。これこそがフォースフィールドだよ。次になにがはやりそうかとかは問題ではなく、音楽は誠実で本当の感情を表したものでなくてはならないんだ」──デヴィッド・モンクス
ボーカル&ベースのデヴィッド・モンクスは、今回リリースされる3rdアルバム『フォースフィールド』についてそんな思いを語っている。今作はそのデヴィッド・モンクスと、ガールズ、ザ・ヴァインズ等の作品を手がけたダグ・ボームによってプロデュースされ、約9分にも及ぶオープニングトラック「Argentina(Parts I, II, III)」や、バンド史上最もポップな「Hot Tonight」他が収録される。音楽的にはトム・ペティからスマッシング・パンプキンズまで、各メンバーがこれまでに受けたと思われるインスピレーションからの影響を感じ取れるが、彼らがデビュー・ミニアルバム『A Lesson In Crime』で表現したエナジーは今作でも失われていない。周囲の流行や雑音に流されず、“本能”に従って自らの本当の感情を誠実に表現した『フォースフィールド』は今現在のトーキョー・ポリス・クラブがリスナーへ伝えたい最も直接的なステートメントなのだろう。
『フォースフィールド』
2014年3月26日(水)発売
MI0311CDJ \2,000(税抜)
1.Argentina(Parts I, II and III)
2.Hot Tonight
3.Miserable
4.Gonna Be Ready
5.Beaches
6.Toy Guns
7.Tunnel Vision
8.Through the Wire
9.Feel the Effect
◆トーキョー・ポリス・クラブ オフィシャルサイト(海外)
◆トーキョー・ポリス・クラブ 日本レーベルサイト