Dr.DOWNER、初のワンマンライブで新曲披露+イベント開催発表

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Dr.DOWNERが2月16日、初のワンマンライブ<爆裂地下室GIG>を下北沢シェルターにて開催した。

◆Dr.DOWNER 拡大画像

ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文をプロデューサーに迎え、2013年にリリースしたアルバム『幻想のマボロシ』を経て、着実に動員とライブ力をのばしてきた彼らだが、意外にも今回が初ワンマンとなる。チケットはソールドアウト、場内は開演前から異様な熱気に包まれた。

満を持してステージにメンバーが登場すると溜めこんでいたオーディエンスのエネルギーが一気に放たれ、おなじみのSEが流れる。鳴り響くギターのフィードバックノイズから、アルバムのタイトルチューンでもある「幻想のマボロシ」でライブはスタートした。1曲目からトップギアで走り出すDr.DOWNERの演奏はオーディエンスの熱を吸収し、どんどん加速していく。2曲目はアルバムの曲順どおり「悲しい歌が鳴り響く前に」で、そこから印象的なギターリフが突き刺さる「バビロンタウン」へと流れこむ。熱気に包まれた会場にボーカル&ギターの猪俣も笑みをこぼした。

ライブはアルバム収録曲はもちろん、彼らが所属していたレーベルcosmicnoteから2014年3月にリリースされるコンピレーションアルバム収録曲「アナーキーイン逗子」も音源発表に先がけて披露され、いつものDr.DOWNERとは違う表情を見せた。また、この日は新曲「MAYONAKA」、「ウェザーニュース」の2曲も初御披露目。Dr.DOWNERらしいメロディとヴォーカルとギターリフが絡み合う彼らの新しい一歩に期待が高まる楽曲だ。

ライブ終盤は「さよならティーンエイジ」、「レインボー」など、ツアーで鍛え上げられた歴戦の楽曲が続けざまに放たれた。ドラムの小石とベースの星野が刻むタイトなビートにライヴの熱はさらに増し、「ライジング」では猪俣の言葉の強さが光る。高橋ケイタのギターがうなる「暴走列車」で会場のテンションはピークに達し、「絶望はとっくに飽きたのさ」からの「ドクターダウナーのテーマ」で本編は幕を閉じた。

興奮冷めやらぬ会場のアンコールに応えて、再度登場したメンバーは「ユーウツ祭りスタイル」で客席をさらなる熱狂の渦に巻きこんでいき、最後に猪俣の思い入れの深い「ラストソング」を演奏、大団円を迎えた。

また当日は、4月19日(土)に同じく下北沢シェルターで行なわれるイベント開催の発表も。チケットはオフィシャルサイトで先行受付が行なわれる。



■2014年04月19日(土)
東京・下北沢 SHELTER
HOTSTUFF presents
OPEN / START 18:00 / 18:30
前売り \2,800 / 当日券 \3,300 (オールスタンディング/税込/ドリンク代別)
※2月18日(火)21:00~ オフィシャルHP先行受付開始!!
受付期間:2/18(火)21:00~2/23(日)18:00
http://drdowner.com/


◆Dr.DOWNER オフィシャルサイト
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