リンキン・パーク、「大胆でエネルギッシュ、混沌と秩序」

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曲作りとレコーディングに忙しく、しばらくブログやTwitterから遠ざかっていたリンキン・パークのマイク・シノダが、日曜日(2月2日)およそ5ヵ月ぶりにブログを更新。スタジオでの写真とともに、ニュー・アルバムの制作状況について報告した。

◆リンキン・パーク画像

「リンキン・パーク・ファンの大半が知っている通り、どのアルバムもたいてい、その前作とはかなり違うサウンドになっている。ニュー・アルバムも例外じゃない。でもいつもの通り、このアルバムのサウンドも作りながら紆余曲折している。だから、この時点でどんなサウンドになるか予測しようとするのはバカげている。『X』みたいだって言ったところで、一週間もすれば曲は劇的な変化を遂げ、全く違うものに進化するだろう」

「でも、俺が刺激を受けているってことは言える。俺たちは触発されている。これまでやったことがなかったあらゆるものに挑戦してるんだ。まず、同じスタジオは使ってない。(MTM以外の)全てのアルバムは同じスタジオでレコーディングされた。このアルバムは違う。これまでのアルバムは全てプロデューサーの指揮の下、作られた。このアルバムの大部分はセルフ・プロデュースだ。俺らはふつう、厳格に管理されたスタイルで曲を作り、コンピューターにレコーディングしている。このアルバムでは、実験とフリー形式のジャムを混ぜ合わせている。全てデジタルにする代わり、一部をテープにトラッキングするなんてことさえしている」

「ジャム、実験、曲作り、レコーディング、曲の作り直し、レコーディングし直しって具合で10~12時間、スタジオで過ごしている。バンドとして俺らがいまどんなところにいるのか、正確にとらえたサウンドを探している…。大胆でエネルギッシュ。混沌と秩序のバランスが取れたものを」

詳細はまだ明らかにされていないが、「この夏、みんなに聴いてもらうのが楽しみだ」とのこと。バンドはすでに、5月末よりポルトガル、ポーランド、イタリア、英国(ダウンロード・フェスティバル)のフェスティヴァルでプレイすることを発表している。

Ako Suzuki, London

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