チャーリー・ワッツ「僕らの若さで長期のツアーは無理」

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ザ・ローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツ(Dr)は、もう長期のツアーはできないそうだ。メンバー4人の総年齢は278歳。その中でも最年長のチャーリーは、フツーならとっくにリタイアしている72歳。ごもっともな発言だ。

◆チャーリー・ワッツ画像

チャーリーは『The Australian』のインタビューでこう話した。「今回のは、前に比べたら短い。でも、そうじゃないとね。僕らの“若さ”だと」「一時期当たり前だった、50公演やるって考えには怖気付くよ。今は少しずつだ」

「もうやらないってことになったら、僕はかなりハッピーだ」と続けたチャーリーだが、彼は乗り気じゃなくてもやってみたら素晴らしかったという経験をしたばかり。この発言も数か月後にはひるがえっているかもしれない。

チャーリーは2013年夏、<グラストンベリー・フェスティバル>でプレイする前「やりたくない」と口にしていたが、いま振り返ると「あれは素晴らしかった」そうだ。「泥だらけのグラストンベリーで夜プレイするなんて考え、反対だったけど、あれはやるべきだった。7月の週末、UKで3回(公演を)やったけど、天気も観客も素晴らしくて(グラストンベリー、ロンドン)両方とも楽しかった。つべこべ言うなってこと、学ばないとな。僕のいつものパターンだよ」

ザ・ローリング・ストーンズの最新ツアー<14 On Fire>は2月21日にアブダビ(アラブ首長国連邦)でスタート。その後、待望の東京公演(2月26日、3月4日、6日)が続く。

Ako Suzuki, London

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