ザ・ローリング・ストーンズ『ストーンズ・イン・エグザイル』、ブルーレイ化

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ザ・ローリング・ストーンズの傑作アルバム『メイン・ストリートのならず者』のアルバム・ドキュメンタリー『ストーンズ・イン・エグザイル』が、国内限定ジャケットで初ブルーレイ・リリースされる。来日を記念しての2月19日緊急リリースだ。

◆ザ・ローリング・ストーンズ画像

『ストーンズ・イン・エグザイル~「メイン・ストリートのならず者」の真実』は、ストーンズが税金問題により英国を去りフランスへの移住を決意、Exile(逃亡者)にならざるを得ないところからスタートする。録音の拠点をキース・リチャーズの邸宅ネルコートの地下室としたものの、湿気で狂いまくるチューニング、食事代わりのドラッグ、妻の世話で現れないボーカリスト、メンバー全員集合しているのに2階で寝ているギタリスト…。そして数々の障壁を越えて生まれたのが9ヶ月で9曲という効率の悪さ…。

そんなとんでもないエピソードが、各メンバーやエンジニアのアンディ・ジョンズら関係者から語られる。彼らの証言とリハーサルやステージ/オフショットなど貴重な映像、あまりにも赤裸々に描かれすぎてオクラ入りとなった禁断の「コックサッカー・ブルース」からのフッテージを交えて、どのようにして傑作アルバムが生まれたのかが描かれるのだ。

またボーナス映像として、本編で使われなかったインタビューや、フランス移住前にレコーディングに使われたスターグローブス(当時のミック・ジャガー邸)とオリンピック・スタジオをミック・ジャガーとチャーリー・ワッツが再訪するシーンなども収録されている。さらに日本盤のみ「コックサッカー・ブルース」のアウトテイクから、ミック・ジャガーとキース・リチャーズの弾き語りシーンやバックステージでのショットを加え、トータル2時間30分の見どころたっぷりの作品となっている。

また今回のブルーレイ盤のリリースにあたり、寺田正典による“副音声的解説”も掲載、『メイン・ストリートのならず者』と『ストーンズ・イン・エグザイル』をより深く楽しむことが出来る。なお、日本盤のジャケットは2010年に映画公開された際のミックとキースをあしらったポスターをアレンジしたもので、DVDとは別の日本限定ジャケット・アートワークが採用されている。


『ザ・ローリング・ストーンズ/ ストーンズ・イン・エグザイル~「メイン・ストリートのならず者」の真実(日本語字幕付き)』
2014年2月19日発売
ブルーレイYMXA-10501 \5,000(本体価格)+税
監督:スティーヴン・キジャック
出演:ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ、ビル・ワイマン、ミック・テイラー、ロン・ウッド、ボビー・キーズ、アニタ・パレンバーグ、ジミー・ミラー、アンディ・ジョンズ、ドン・ウォズ、マーティン・スコセッシ、ジャック・ホワイト、シェリル・クロウ 他

◆『ストーンズ・イン・エグザイル』オフィシャルサイト
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