オルタナ界の帝王スワンズ、5月に新作

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オルタナティヴ・シーンの帝王スワンズがミュート・レーベルと契約し、新作『トゥ・ビー・カインド』を5月にリリースすることを発表した。

◆スワンズ 画像、ライブ映像

1982年、NYにてマイケル・ジラが中心となり結成されたスワンズは、1980年代~1990年代のオルタナティヴ・シーンの巨頭として活動、1997年に解散を表明するものの2010年に14年ぶりに再結成して以来リリースされたアルバム『My Father Will Guide Me up a Rope to the Sky』と『The Seer』は世界中のファンを熱狂させ、プレスからも最高の評価を得た。

2013年には来日公演も実現し、2014年にしよいよ最新作『トゥ・ビー・カインド』がリリースされることとなる。現在のスワンズのメンバーは、マイケル・ジラ(G、Vo)、ノーマン・ウェストバーグ(G)、クリストフ・ハーン(G)、フィル・プレオ(Dr)、ソー・ハリス(Dr、Key)、クリストファー・プラウディカ(B)の6人で、今作の制作にはセイント・ヴィンセント、コールド・スペックス等が参加している点も注目だ。

「スワンズはこの度新しいアルバムを完成させた。これを書いてる今この瞬間にマスタリングも終えようとしている。タイトルは『トゥ・ビー・カインド』。リリースは2014年5月。このアルバムは僕がプロデュースし、尊敬すべきジョン・コングルトンにテキサスのエル・パソ郊外にあるソニック・ランチ・スタジオで録音してもらい、残ったレコーディングやミックスはダラスにあるジョンのスタジオで仕上げた。僕らは昨年の10月初頭にリハーサルをソニック・ランチで開始し、その後すぐにレコーディングに入り、12月中旬にはミックスの工程を完了させた。このアルバムの素材となった部分は、2012年~13年のスワンズ・ツアーのライヴをやっていく中で練り込まれ、メロディの大部分はスタジオの中で思い出しながら作っていった。スワンズのメンバーは、マイケル・ジラ、ノーマン・ウェストバーグ、クリストフ・ハーン、フィル・プレオ、ソー・ハリス、クリストファー・プラウディカ。スペシャルゲストは、リトル・アニー(アニーはジュリア・ケントのストリングス参加曲「サム・シングス・ウィ・ドゥー」で僕とデュエットしている)、セイント・ヴィンセント(アルバム全体でヴォーカル参加)、コールド・スペックス(「ブリング・ザ・サン」でヴォーカル参加)、ビル・リーフリン(ドラム、シンセサイザー、ピアノ、ギター等多くの楽器で参加。彼はスワンズやエンジェルズ・オブ・ライトへの多大な貢献をしてくれていて、またキング・クリムゾンのバンド・メンバーとして活動している)」――マイケル・ジラ

「私がスワンズと再び一緒に仕事を出来るなんて、もうどれだけ嬉しくて興奮してるか言いようもありません。再結成以来スワンズのライブは際立って素晴らしく、私が今までに見聞きしたどのアーティストとも比較しようがない程です」――ダニエル・ミラー(ミュート・レーベル創設者)

神々しいまでの美を奏でるライブ・パフォーマンスで世界中のファンを熱狂させてきた彼らの、さらなる新作詳細への期待は高まるばかりだ。



『トゥ・ビー・カインド』
2014年5月3日 日本先行発売予定(海外:5月13日)
※ボーナス・トラック収録
※トラックリスト、価格等詳細は追ってご案内致します
※参加アーティスト:セイント・ヴィンセント、コールド・スペックス、リトル・アニー、ビル・リーフリン


◆スワンズ オフィシャルFacebook
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