過激さ史上最高、アタリ・ティーンエイジ・ライオット新作完成
前作『Is This Hyperreal?』以来約3年ぶりとなる、アタリ・ティーンエイジ・ライオット(以下ATR)のニューアルバム『RESET』がついに完成した。
◆アタリ・ティーンエイジ・ライオット 画像、トレイラー映像、ライブ映像
1990年代、ロックとテクノの既成概念を覆し、過激なメッセージにノイジーな高速ブレイクビーツを融合させたヘヴィなサウンド“デジタル・ハードコア”のジャンルを生み出したアタリ・ティーンエイジ・ライオットは、フジロックを含む来日公演でのオーディエンスを暴徒化させるほどの過激な伝説的ライブ、ビースティ・ボーイズ主宰<GRAND ROYAL>からの全米デビュー、機動隊が出動し、メンバー全員が検挙される事態にまで発展した反NATOのデモでのパフォーマンス、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、ナイン・インチ・ネイルズとのツアーなど、音楽史に数多くの伝説を刻み込んできた。
そして、『Delete Yourself』『The Future Of War』『60 Second Wipe Out』のアルバム3作をリリースした後、オリジナル・メンバーであるカール・クラックの死をきっかけに活動停止状態だったが、2011年に12年ぶりとなる4thアルバム『Is This Hyperreal?』で完全復活を果たす。東日本大震災後の来日となったフジロックでは、ステージ上で福島原発事故に触れ、政府による情報隠蔽を痛烈に批判するなど、会場をモッシュと興奮の渦に巻き込む圧倒的なパフォーマンスを見せた。
そんな彼らからついに届けられた最新作『RESET』で、ATRは新章へと突入する。ATRの代名詞である過激で強烈なサウンド・プロダクションと、さらにパワフルかつ即効性を強めたリフが生み出すインパクトは、間違いなく史上最高レベルだ。アレック・エンパイアの、痛烈で片時もブレる事のない政治的メッセージは以前にも増して強く、鋭く、そして熱い。この混沌の時代に楔を打ち込むのは、ATRをおいて他ならない。
その『RESET』は世界に先がけて3月26日(水)国内盤がリリースされ、今作には日本語解説と歌詞対訳が封入、ボーナストラックを追加収録、初回生産盤にはステッカーセットも封入される。さらに、メンバーのニック・エンドウがデザインを手がけたTシャツ付版も限定数販売される予定だ。リリースが待ちきれない方は、先行公開された『RESET』トレーラー映像と、2011年のフジロック出演時の圧倒的パフォーマンスの映像で最新作の到着を心待ちにしていて欲しい。
『リセット』
2014年3月26日(水)発売
国内盤 1CD:BRC-413 \2100(税込)
国内盤 1CD+Tshirt(S):BRC-413TS \5250(税込)
国内盤 1CD+Tshirt(M):BRC-413TM \5250(税込)
国内盤 1CD+Tshirt(L):BRC-413TL \5250(税込)
国内盤 1CD+Tshirt(XL):BRC-413TXL \5250(税込)
1.J1M1
2.Street Grime
3.Reset
4.Death Machine
5.Modern Liars
6.Cra$h
7.New Blood
8.Transducer
9.Erase Your Face
10.We Are From The Internet
※プラス、Bonus Track for Japan
◆アタリ・ティーンエイジ・ライオット 日本レーベルサイト