2014年1月20日に急逝した世界的指揮者であるクラウディオ・アバドが、2013年3月に女性ピアニストのマルタ・アルゲリッチとともにスイスのルツェルン・イースター音楽祭で共演したライヴ録音の国内盤が、2月19日に緊急発売されることとなった。

◆クラウディオ・アバド画像

この作品は数々の名演奏を残してきたふたりの約10年振りとなる共演盤で、発売するドイツ・グラモフォンにとってはアルゲリッチ初のモーツァルトのピアノ協奏曲を収録した作品となる。奇しくもアバドのDGデビュー盤は1967年にアルゲリッチと録音したプロコフィエフとラヴェルのピアノ協奏曲でもある。

演奏はアバドが設立した若きオーケストラのモーツァルト管弦楽団が担当しており、ふたりの巨匠との抜群の相性を見せている。

（C）Evelyn Holfer/DG

『モーツァルト：ピアノ協奏曲第20番・第25番』
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、クラウディオ・アバド(指揮)、モーツァルト管弦楽団（演奏）
『ピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503（モーツァルト）』
『ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466（モーツァルト）』
録音：2013年3月ルツェルン
UCCG-1649定価：\2,800（税抜価格）＋税

◆クラウディオ・アバド・オフィシャルサイト
◆マルタ・アルゲリッチ・オフィシャルサイト