Native Instruments、最先端のアンビエント・エレクトロニカ・サウンドを生み出すMASCHINE 2.0用Expansion「HALCYON SKY」発売

Native Instruments（NI）は、MASCHINE Expansion「HALCYON SKY」を発売した。

「HALCYON SKY」は、ダウンテンポ・リズム、オーガニックなシンセサウンド、霞んだ感じの雰囲気など最先端のアンビエント・エレクトロニカに特徴的なサウンドを創ることができるMASCHINE Expansion。MASCHINE 2.0 ソフトウェアでのみ使用可能で、「PRISM」シンセ用プリセットを搭載する初のMASCHINE Expansionとなる。

まず注目は「MASSIVE」のシンセ・ドラムキットのための最新プリセットを搭載。これらのキットはMASCHINE 2.0の高性能ドラムシンセを活用したものだ。「HALCYON SKY」に搭載されている50セットのドラムキットは、ドラムサンプルと最新MASCHINE 2.0ドラムシンセのプリセットを組み合わせて作成されている。サンプルには「HALCYON SKY」のために特別にレコーディングされ、暖かみと厚みのあるキック、スネア、ハットなどを用意。また、MASCHINE 2.0のドラムシンセ用の新規プリセットが24種類含まれる。これらのサウンドは合成されたものなので、簡単に再形成することが可能。これはシンセを基盤としたパーカッションの大きなメリットだ。

MASCHINE Expansionとしては初めての試みとなるのが、「PRISM」用プリセットの搭載。「PRISM」はNI製の高性能モーダル・シンセサイザーで、現在はMASCHINE 2.0ソフトウェア・アップデートにも含まれている。プリセットには、漂う感じのパッドから、激しいストリングス、表情豊かなマレット楽器などを用意。これらはアコースティック楽器のような生気溢れるものとなっている。

そして、「MASSIVE」シンセ用の新プリセットではインパクトの力強いベース、ディープな雰囲気、粗いリード、あるいはまろやかなシンセサウンドなど、多彩な表情を作ることが可能。このほか、メロディー・コンテンツには、デチューンされたコード、ピアノ、マレット、ベルなどをフィーチャーしたループのセット、そしてそれに加えて悠遠な雰囲気のリバーブを用意する。

◆HALCYON SKY
価格：4,800円（NIオンラインショップ価格）


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